ブルネイは、遺伝学的に改良されたジャイアント・ブラックタイガー(エビ)の養殖に“飛躍的な進展”を遂げた。それは、ブラックタイガーを襲っている幾つかのウイルス病のため養殖業者がしり込みしていたので、最近苦闘していたアジア並びに世界のブラックタイガー業界を再生することができた。
幾つかの種類のウイルスや病気がこの業界を襲い始める前には、ブラックタイガーは、かつて世界中の養殖業者にとって主要なエビの種であった。しかし、最新の飛躍的な研究成果により、ブルネイは、時計の針を戻し、ブラックタイガーのビジネスを全盛期に戻すつもりである。
このニュースは、まだ知れ渡っていないが、世界中の主要エビ養殖会社数社が、ブルネイでの進展を見るために、ブルネイに足を運んでいる。
この研究は、このジャイアント・ブラックタイガーを初めて収穫するまでに5年間もかかった。
ペヒン・ヤヒヤ産業一次資源大臣及び産業一次資源省(MIPR)高官は、一つの研究池から収穫された1.6トン以上の病気のないジャイアント・ブラックタイガーを視察した。
世界的に有名な水産養殖専門家で、インテグレイテッド・アクアカルチャー・インターナショナル社(IAI)創始者の一人で取締役であるジョージ・チェンバレン博士は、「この収穫は、アジアのブラックタイガー業界を再生する高度な水産養殖技術を利用した飛躍的な科学的発展の結果です。」と語った。
「産業一次資源省及び漁業局は、本日大いに誇りに思わなければなりません。というのは、ただ単に養殖の収穫ではありません。これは、5年間の研究の賜物です。」と、チェンバレン博士は語った。
チェンバレン博士は、「この研究は、ウイルスのない病気をしていない子群への研究から始まりました。」と語った。
「そうするために、研究者は、全ての9種類(主要な)ウイルスや他の8~9種類の病気を発見することができる最新鋭の診断ラボを最初に建てなければなりませんでした。そして、それによって、研究者は、ブルネイ沿岸水域から検疫して、病気のない子群を育てました。」
「そして、その子群は、増殖プログラム(子群)の基礎人口となりました。」と、チェンバレン博士は付け加えた。
研究者は後に、これらの子群に栄養剤を使う前に、速く成長するエビを選ぶための遺伝子の選択を使った。チェンバレン博士によると、研究者は、エビの最高のえさを決めるのに8週間の試験を23回行った。
子群の健康、エサ付け、及び最高品質のエサを確立した後、次にすることは、もっとより高い価値を生み出す非常に大きなサイズのブラックタイガーを育てるアイディアにより技術的に進んだ池に入れることである。
「それで、ブルネイは、先進技術を駆使した最高品質で、最高の価値のあるエビを生産しています。」と、チェンバレン博士は語った。
同博士は、「それらのサイズにするために、エビにより長い生産サイクルを提供する必要があります。より長いサイクルによる問題は、池に泥が溜まり、成長を遅くするということです。」と付け加えた。
しかしながら、彼らが研究センターで造った池は、泥が堆積するのを最小限にするように科学的に設計され、またその上、池はエサの効率を改善する特別なエサ供給システムを持っている。
チェンバレン博士によると、彼らが利用したエサ付け方法は、実際、通常(現在)のシステムよりもっと利益を生むシステムである。
「これらの大きなサイズのブラックタイガーでは普通のエサ転換比率を2倍以上にする代わりに、このセンターでのシステムでは、エサ転換比率を約1.5にしました。これは、1キロ当たりのエビに1.5kg(約2.2kgの代わりに)のエサを意味します。エサは、最大のオペレーション・コストです。」と、チェンバレン博士は説明した。
ブルネイにおける先進技術は、このようにして一定の生存率でもっとより低いエサ付けコストで運営できる。そして、それは、アジアにおけるジャイアント・ブラックタイガーを若返らせる可能性を持っている。
「何年も前に、ブラックタイガーは、世界中のエビ養殖業者の主要な種でした。この種は、世界中のどのエビよりも最も速く成長し、最も大きなサイズになります。」と、チェンバレン博士は説明した。
「しかし、このエビは、病気に感染してしまいました。そしてゆっくりと、養殖業者は、このビジネスから遠ざかっていきました。」と、チェンバレン博士は語った。
「今、ブルネイは、病気が起こる前の時代に時計の針を戻しました。そして、さらに、私達は、速く成長するエビを再び持ち、そして、先進技術を使った高価値のエビを生産する正しいシステムを持っています。」と、チェンバレン博士は語った。
「この技術は、環境に優しいので、ブルネイの持続性への姿勢は支持されます。例えば、この池は、多くの水を使いません。最新鋭の水処理システムを使って、水で池を満たし、そして、その水はリサイクルされます。」
チェンバレン博士は、「遺伝学的に改良され、病気のない、低いオペレーション・コストのブラックタイガーが、勝利を得る組合せです。」と語った。
同博士によると、世界中の大手エビ会社数社が、病気のないエビの生産でブルネイとパートナーを組むことを求めている。
「これはまた、ブルネイを貿易ベースの経済から知識ベースの経済に変えるのを助けます。また一方で、ローカルの養殖業者にとってもまた恩恵を被ります。」と、同博士は付け加えた。
同博士によると、「これは、大きな成果でありました。漁業局は、一生懸命に取り組み、診断し、エサ付けをし、エサ選びの仕事をしましたが、どれも上手く行きませんでした。そして今やっと、信じられない成長率とエサ効率により、私達の正に最初の池において大きな成果がありました。」
「結局、膨大な量の仕事と大量の信頼が働きました。」と、チェンバレン博士は語った。
(B.B.2012年1月25日)

