カヌー選手がスキル向上を目指し日本のトレーニングに参加(2017.06.09 | 社会

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

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2020年東京オリンピックにブルネイ・ダルサラーム国代表として出場する夢を実現するため、カヌー選手のモハマド・ファーミ・アクマル・ビン・ラディ氏と、彼のコーチであり、ブルネイ・ダルサラーム国ナショナル・カヌー協会所属のマット・タリプ・ビン・ハジ・モハマド・タヒル氏は、6月5日から12日まで日本で行われるカヌー・スプリント・トレーニングに参加するために6月4日朝、日本へ向け出発した。

日本カヌー連盟から招待されて選手がトレーニングへ参加するのは、ナショナル・カヌー協会にとって今回が初めてであり、今年3月に日本カヌー連盟会長の成田昌憲氏がブルネイ・ダルサラーム国を訪問したことを受けて実現した。

協会の広報誌とのインタビューで、コーチのモハマド・タリプ氏は次のように語っている。「トレーニングに参加することで、我が国の選手であるモハマド・ファーミ・アクマル氏のカヌー技術、例えばストロークレート、パドリングの角度、また上半身の回転の安定性などの向上を期待しています。」

「完璧なパドリングができるようになるまでには何年にもわたるトレーニングが必要です。選手は正しいスキルを習得できないと、競技全体のパフォーマンスに影響を与え、カヌーの転覆につながりかねないのです。」

今回のトレーニングがイスラム教のラマダン時期に行われることから、コーチは「そのおかげで選手はメンタルと肉体の両面を鍛えられるでしょう。モハマド・ファーミ・アクマル氏はスキル向上を目指してこの機会を有効に活用しなければなりません。」と強調した。

トレーニングのスケジュールについて、コーチはスキルの上達を確認するため、参加者による競技会も予定されていることを明らかにした。

モハマド・タリプコーチは、文化・青年・スポーツ省、教育省、ブルネイ・ダルサラーム国ナショナル・カヌー協会のメンバー、そして成田昌憲氏から受けたサポートに対し、心からの感謝の気持ちを表した。

トレーニングキャンプを終えると、モハマド・ファーミ・アクマル選手は今年10月に中国の上海で行われるカヌースプリント・アジア選手権大会、さらにインドネシアのジャカルタで来年開催されるアジア競技大会に出場することが予定されている。

ブルネイ・ナショナル・カヌー協会のアドバイザーとして、ペヒン・ヤヒヤ氏はモハマド・ファーミ・アクマル選手の日本への出発を見送った。

(B.B. 2017年6月5日)