ハサナル・ボルキア国王がスピーチの中で強調(2017.07.05 | 社会

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

KDYMM berkenan mengurniakan Titah sempena Sambutan Hari Raya 1438H / 2017M

スルタン(ハサナル・ボルキア国王)は、ブルネイ・ダルサラーム国の人々は自らを永続的な平和と安定に恵まれた国民であると認識しなければならない、とお言葉を述べられた。

ブルネイ・ダルサラーム国で6月26日より始まるハリラヤ大祭(イスラム暦1438年)を祝うスピーチの中で、ハサナル・ボルキア国王は「私達は絶えず、世界中の至る所で起きている戦争や混乱のニュースを見聞きしています。」とお話になった。

さらに国王は、「これは私達の世界が現在、変化の激しい混沌とした時代であることを表しており、これこそが平和と秩序を乱しているのです。このような時代がいつ終わりを告げるのか予測するのは困難です。」と言葉を続けられた。

「しかし、私達の重要な務めは、あらゆる破壊的な要素から国の安定と安全を守ることです。同時に、いかなる負の要素も我が国に入り込むことを許さず、全能なるアラー神のご加護により、私達は皆、国を守っていかなければなりません。」

国王はまた、国と国民にとって平和と安定が重要であることを強調された。

「どれほど裕福でも、あるいは経済大国の上位に位置していても、平和や秩序が維持されていなければ意味がありません。」

一方で、ブルネイ国民が家族や友人と共に、他国と比べ平和で喜びに溢れた雰囲気の中でハリラヤ大祭を祝うことができるのは幸運だと口にされた。

「平和で安定したこの状態が長く続くことを願っています。誰もが皆、例外なく祭りに参加できるこの状態が続くことを。」

これに関して国王は、ブルネイ国民に対しより健康を気づかい、消費傾向をコントロールする必要があると念を押された。

「断食月の間、私達の食習慣はコントロールされ、それは明らかに健康に良いことですが、シャワル月の間にその習慣が変わり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。」

「このことは、食品を選び、食べる際には控えめにすることが必要だと明確に示しています。あるいは、健康を保つための心がけとして必要なことです。」

同時に国王は、イスラム教徒は出費に関してもっと慎重さが必要だと語られた。

「言い換えると、私達はもっと倹約し浪費を抑えなければなりません。宗教の教えに背くだけでなく、浪費や無謀な出費は嘆かわしい習慣です。私達の生活を危険にさらすことのないよう、こういった習慣はコントロールされるべきです。」

さらに国王は国民に対し、イスラム教徒にとって重要なこの行事においてタクビルとタハミドの暗唱を通じて全能なるアラー神を常に称えるようお求めになった。

「一か月に及ぶ断食月の務めを無事果たすことができたことを、私達はアラー神に大いに感謝しなければなりません。」

国王はブルネイ・ダルサラーム国民の幸福を願う言葉でスピーチを締めくくられた。

「私と私の家族は、ブルネイ・ダルサラーム国の国民および住民であるすべてのイスラム教徒に向けて、彼らがどこにいようと、ハリラヤ大祭の祝辞を伝えます。彼らの幸福を祈り、平和で安全な状況の中で彼らが喜びに溢れたこのハリラヤ大祭を祝うことを願います。」

(B.B. 2017年6月26日)