国王、ASEAN・韓国間、ASEAN・日本間の両首脳会議にご出席(2017.11.29 | 外交

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

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ハサナル・ボルキア国王は11月13日、フィリピンの首都マニラにあるフィリピン国際会議場で開かれた第19回東南アジア諸国連合(ASEAN)/韓国間首脳会議及び第20回ASEAN・日本間首脳会議にそれぞれ出席された。

第19回ASEAN・韓国間首脳会議
国王はまず、第19回ASEAN・韓国間首脳会議に出席された。
この首脳会議は、ASEAN議長を務めるフィリピンのドゥテルテ大統領による開会の辞で始まり、ドゥテルテ大統領は韓国の文在寅大統領のサミット参加を歓迎した。
これに続き、文大統領がステートメントを述べた。
ドゥテルテ大統領はその後、ASEANの対韓調整国を務めるカンボジアのフン・セン首相に対し、ASEAN共通ステートメントを述べるよう促した。

第20回ASEAN・日本間首脳会議
国王はまた、第19回ASEAN・韓国間首脳会議に続き、第20回ASEAN・日本間首脳会議に出席された。
ASEAN・日本間首脳会議は、ドゥテルテ大統領による開会の辞で始まり、ドゥテルテ大統領は安倍晋三首相のサミット参加を歓迎した。
これに続き、安倍首相がステートメントを述べた。
ドゥテルテ大統領はその後、ASEANの対日調整国を務めるブルネイ・ダルサラーム国のハサナル・ボルキア国王に、ASEAN加盟国を代表してASEAN共通ステートメントを述べられるよう促した。
国王は共通ステートメントの中で、ASEANに対する日本の強力な支援が、ASEAN全体の発展にとりかけがえのないものだという認識を示された。
その後、国王は、特に日・ASEAN統合基金を通じた日本のASEANへの貢献に感謝の意を表された。この基金では様々なプロジェクトや活動に対し総額6億5,000万米ドル超相当の支援が行われてきている。
今後の協力を強化する上で、ASEANと日本の心と心がふれあうパートナーシップが重要であるとし、国王は次のように付け加えられた。
「ASEANは、日本が2007年から5年間若者の相互理解と友好関係の促進を目的に実施した21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYSプログラム)のような様々な交流事業が続いていくことを期待している。」
このように、国王は、ASEANが産業の発展や新しい科学技術について日本の経験から学ぶことがたくさんあるとのお考えを示された。
この点に関し具体的には、ASEANは連携促進を目的とした日本の「質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ」をASEANが評価しているとお伝えになり、「ASEAN・日本イノベーションネットワーク」が始まったことを称賛された。
国王はまた、ASEANと日本の経済パートナーシップを強化する上で日本アセアンセンターや東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)のような機関が果たす役割を強調された。
国王はさらに、ASEANと日本との関係は将来にわたりパートナーシップをダイナミックに拡大させ続け、地域の発展に貢献していくだろうというASEANの期待と確信をお伝えになった。

(B.B.11月14日)