ブルネイ、日本と韓国に鶏肉の輸出を計画(2018.02.07 | 経済

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

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ダトー・アリ・ビン・アポン一次資源・観光大臣は、ブルネイ・ダルサラーム国が日本と韓国に向けた鶏肉の輸出を検討しているとして、次のように述べた。
「一次資源・観光省は、国内消費だけでなく輸出も含めて、この国の養鶏に興味のある新規酪農家や外国人投資家に大きく機会を広げようとしています。私たちは日本と韓国に向けた輸出を検討しており、これに関して関連機関との協議を進行中です。」大臣は1月13日、Kilanas、Kampong Bebatikの農業開発地区にあるRiza Fudhlana Farmingの訪問に合わせて本紙に語った。

「我が国の市場は小さく、地元の農家がビジネスを拡大するためには、海外市場に進出する必要があります。」

Riza Fudhlana Farmingでは、鶏舎あたり20,000から23,000羽のニワトリを収容できる閉鎖型鶏舎冷却システム技術を採用している。

この訪問に関する質問に対し、大臣は次のように述べた。「この養鶏場では、2012年に50万羽のニワトリが生産され、2013年にはその数が倍増しました。驚異的な発展です。今年は約200万羽、2019年には400万頭のニワトリが生産される予定です。

閉鎖型鶏舎冷却システム技術を利用することにより、ニワトリの成長に応じて鶏舎内の温度を制御することができます。ニワトリの給餌清浄作業は自動化されており、それはニワトリの死亡率を低下させるために重要です。

一次資源・観光省は、施設がインフラ整備、栄養、病気の予防、鶏舎と労働者の清潔さ維持の観点で、最良の方法として設定された条件に沿って操業されているかを確かめるための農業開発地区の農場監視を継続的にサポートしています。これらすべては、ニワトリの死亡率を5%以下にまで下げることに貢献しています。」大臣はこのように付けくわえた。

一方、農業・農産品局は声明の中で、助言サービス、農業に適した分野の提供、ハイテク技術の導入を通じ、引き続き養鶏業を支援すると述べた。

「これにより、地元市場向けのブロイラーチキンの生産がさらに増加し、また、海外市場への参入機会も広がるでしょう」と同局は述べている。

同局の農場基準プログラムに基づいた取り組みの1つは、「適正家畜飼育行動規範(GAHP)」のモニタリングであり、動物の健康を確保するために農業経営者にGAHPを実施するよう常に奨励してきた。

生産性の向上、良好な疾病管理、質の高い製品に向け畜産農業の質を向上させるために、起業家に対して畜産にGAHPを採用することを奨励している。

GAHPの目標は、質の高い生産的な農場づくりに向けて農業の質を向上させることであり、その他に、農場のバイオセキュリティーの観点、労働者の健康と安全、家畜の幸福、環境への影響を軽減する措置にも重点を置いている。

農場記録の管理は、病気の検出を容易にし、農場の品質を確保するために重要であると同局は述べている。

現在、同局は、高度技術の吸収、良好な保存と防疫の実践、家畜の病気のモニタリングを通じ、既存の農場をアップグレードするためのいくつかのプログラムを積極的に実施しており、それに基づき、養鶏起業家に企業内での技術の利用を進める助言を行っている。

Riza Fudhlana FarmingはRizaグループの子会社の1つで、この事業はBebatik KulapisのTanah Tuah農業開発区の6ヘクタールの土地で実施されている。

Riza Fudhlana Farmingのマネージング・ディレクターのPengiran Haji Haris bin Pengiran Haji Duraman氏は、同社の設立時に鶏舎は2棟しかなかったが、2015年に2つの閉鎖型鶏舎冷却システムを追加して成長を続けた、と述べている。

2017年には、9ユニットの鶏舎が稼働し、総生産量は1,750トンで、ブロイラーチキンは790万ブルネイドルに相当する。

同社は、2018年に、鶏舎あたり25,000羽のニワトリを収容するさらに多くの鶏舎を増設することを計画している。
Riza Fudhlana Farmingの鶏舎での作業は、外国人労働者によって行われ、管理に関わる仕事は、大部分が地元の労働者である。

(B.B.1月14日)