JISの生徒が日本体験プログラムに参加(2018.08.02 | 教育

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

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JERUDONG International School (jis)で一週間にわたり、日本語と日本文化に焦点を当てた「日本体験プログラム」が実施され、参加した生徒が7月5日に行われた修了式でその学んだ成果を披露した。

加藤元彦駐ブルネイ日本国大使が来賓として出席した。

この日本体験プログラムは、同校で毎年学年末に開催されるエンリッチメントウィークプログラム(Enrichment Week Programme)で提供される幅広いプログラムの一つである。

生徒たちはこの一週間で体験したことをスライドショーにまとめて発表し、また修了証を受け取る前には有名な日本の歌である「スキヤキ(上を向いて歩こう)」を披露した。

日本体験プログラムのリーダーであるアンドリュー・マックローチ(Andrew McCulloch)氏によると、16年前に自身がJETに参加したことがこのプログラムを実施する動機になっているとのことである。マックローチ氏は、この体験は非常に価値あるもので、まさに人生を変えるものになったと述べている。

このプログラムはJISの先生がリードしており、在ブルネイ・ダルサラーム日本大使館のあべひろし公使、あかさかひろき二等書記官、おがわまい二等書記官がサポートしている。

プログラムの2日目には、Muhammad Ali-Rashid bin Haji Mohammad Alipah氏がトップを務めるブルネイ柔道連盟の協力の元、大使館関係者が同校で柔道の体験ワークショップを実施した。生徒たちは柔道を魅力的なスポーツだと感じ、大いに楽しんだ。

柔道ワークショップの次に、生徒たちは日本大使公邸に招かれ、公邸料理人のやまね氏から伝統的な寿司の作り方を習った。おがわ二等書記官が作り方の細かい点について説明した。

修了証授与式では、加藤大使が「日本のエネルギー・エコ政策」と題した、知見に満ちた興味深い講演を行い、生徒たちは日本のエネルギー政策についての知識を得た。

JISのBarnaby Sandow校長は閉会のあいさつで、この学年末の最終週は生徒たちが教室の外で学ぶことができる素晴らしい機会であったと述べた。Sandow校長は、この目標を達成すべく、日本国大使が素晴らしいプログラムを用意したこと、特に、大使の講演では日本の洗練された廃棄物管理とリサイクルシステム(使用済み携帯電話から金を取り出して2020年の東京オリンピックの金メダルを作ること)や日本では再生エネルギーの使用が増えていること(地熱発電など)、日本で水素自動車に使用される「ゼロエミッション」の水素燃料を生成するブルネイでの水素化プロジェクトなど、幅広い内容に触れたことに感謝の意を示した。

修了式は加藤大使の音頭による「手締め」で幕を閉じた。「手締め」とは式典などでリズムをとって手をたたく日本の習慣であり、通常は特別なイベントが和やかに、かつ陽気な雰囲気で終わるように行われる。

「手締め」は成就や満足感、達成感を意味しており、日本語と日本文化の豊かさを掘り下げて体験した一週間を締めくくるのにふさわしいものであった。

環境問題に深い関心を寄せる加藤大使はこの講演の後、Sandow、JISのJIS Outdoor Discovery Centre (ODC)を見学した。ここで加藤大使は、特別な場所に設置されたこのインタラクティブラーニング型施設で、施設をより良いものにしようと取り組む熱心な生徒たちを見学した。

(B.B.7月6日)