三菱アジア子供絵日記フェスタのグランプリ受賞者、授賞式出席のため日本へ(2018.08.27 | 教育

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

三菱アジア子供絵日記フェスタ2017-2018のグランプリ受賞者Md. アイマン フィトリ ワキュディン ビンMd. キリザルさんは授賞式に出席するため7月24日、ブルネイ国際空港から横浜市に向けて出発した。

教育省共同カリキュラム教育部Senior Education OfficerであるPengiran Jusri bin Pengiran Haji Hassim氏が空港で出発を見送った。

Pengiran Pekerma Setia Diraja Sahibul Bandar 小学校の5年生のMd.アイマンさんは、両親と教育省共同カリキュラム教育部の職員1名に付き添われて日本へ向かった。

三菱アジア子供絵日記フェスタは、三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が共同で開催し、アジアの子供たちから絵日記を募集するフェスティバルである。

このフェスティバルは、「伝えたいな、私の生活」をテーマに掲げ、世界中の子供たちに絵日記を通してアジア社会の日常生活を理解してもらうことを目的に行われている。

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■インタビュー記事

当協会事務局員も7月25日(水)に横浜ロイヤルパークホテルにて行われた本表彰式に出席をし、ブルネイのグランプリ受賞者であるMd.アイマンさんにインタビュー取材を行った。

表彰式は関係者と外部参列者を合わせて100名程度の規模で、アジア24ヶ国より各国のグランプリ受賞者及びその家族がそれぞれの国の伝統衣装に身を包み参加されており国際色豊かな式だった。

hyousyoushiki左から佐藤一郎 選考委員長(洋画家・東京藝術大学名誉教授・金沢美術工芸大学教授)、Md.アイマンさん、小林健 実行委員長会長(三菱広報委員会会長)

 

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ご本人は英語よりもマレー語の方が堪能とのことだったのでマレー語の通訳を介してのインタビューを行った。

5枚の絵日記については自由な時間の過ごし方を描いたということで、それぞれ5枚の絵日記について以下の様に簡単に紹介をしてくれた。

enikki11枚目:ビーチでピクニックをしている様子

enikki22枚目:おばあちゃんの家でマンゴーの実を木から取っているところ

enikki33枚目:家の近くでお父さんと釣りをしているところ

emikki44枚目:芝生でお父さんと凧揚げをしているところ

enikki55枚目:国王即位50周年記念の際のパレードで国王が目の前の道路を通った瞬間

 

絵を描くことは5歳位から好きだったと言うMd.アイマンさん、今回グランプリ受賞が出来て嬉しいと笑顔で答えていた。

これらの作品の中で、特に5枚目の絵日記の車の中など細かいところを描くのが難しくて苦労したと話していた。

Md.アイマンさんは学校でも美術と数学が好きな教科であるが、将来の夢については未定のよう。

今回の授賞式が初めての来日との事で、ブルネイの建物は皆低いので初めて日本に来て建物が高いことにとても驚いたという感想を興奮気味に語ってくれた。また、滞在中にディズニーランドに行くことも嬉しそうに語っていた。

自国のブルネイについては、王宮やモスク、ウル・テンブロン国立公園、7つ星ホテルのエンパイアホテル(The Empire Hotel&Country Club)、ジェルドンパーク(遊園地)など面白い場所がたくさんある事をアジアの皆に知ってもらいたいと話していた。

 

■先生方のコメント

また、Md.アイマンさんの絵について選考に携わられた以下の二名の先生方からもコメントを頂いた。

・齊藤芽生 選考副委員長(洋画家・東京藝術大学准教授)より

色鮮やかで塗り方がはっきりしているところが目を引いた。全体的な構図・バランスが上手い。色使いが大胆な反面、水の波紋等細かいところを丁寧描いていて、普段から絵を描くことが好きで色んな絵を描いている子なんだろうなという事が伝わる。総合的に力量のある子だと思う。

・大石芳野 選考委員(写真家)より

色の使い方がはっきりしていて日記の文章も休日の過ごし方を分かり易く書けている。凧揚げはアジアの国々にある文化だが日本ではやる人も減ってきている。だけども、日記の題材になるということはMd.アイマンさんの周辺にはまだ身近にあるという事を感じられ、そのような環境で過ごしていることがいいなぁと思う。凧揚げは風という自然と凧という人工物が上手く調和しないと出来ないもので、よく普段の暮らしの中でも周辺を見て日々を送っていることを感じる。


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(B.B.7月25日)