日本人家族が自転車の旅でブルネイへ(2018.09.05 | 社会

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

世界中を自転車で巡るのは決して楽な旅とは言えないが、坂本家の4人はそのチャレンジを今年も続けている。

今回の旅は「坂本家6大陸大冒険」と名付けられた中の一つで、8月11日の朝、ブルネイに入国した。

ネパールを出発点とし、坂本家(坂本達氏、妻、息子2人)はマレーシアから国境を越えて初めてブルネイを訪れた。

Sunday Bulletin は坂本家から旅の様子について話を聞くことができ、坂本達氏はネパールからブータン、西マレーシア、シンガポールへと続いた道のりを説明した。「シンガポールから飛行機でクチン(東マレーシア)へ行き、そこからブルネイを目指しました。」

坂本氏によると、今回の旅は8年かけて6大陸を自転車で巡る「坂本家6大陸大冒険」の一つで、今年は4年目を迎え、7月に旅を開始した。「昨年は北アメリカ、その前年はヨーロッパ、さらにその前年はニュージーランドを巡りました。そのニュージーランドから今回の旅が始まりました。」

家族一緒に世界中を自転車で旅しようと考えた理由を尋ねると、坂本氏は20代の頃に同じような旅をしたことがあり、その時に経験したことを家族にも味わって欲しいと思ったからだと言う。「もちろん、子供を連れて旅行するのは簡単ではありませんし、海外では危険にさらされる可能性が非常に高いです。しかし、この旅から得られる経験は、私たち家族にとってかけがえのないものとなると信じています。」

Page-10-a_120818坂本家

 

Page-10-b_120818クアラブライトでサイクリストと一緒に写る坂本家

 

坂本氏は20数年前に東南アジア青年の船(SSEAYP)でブルネイを訪れたことがあったが、妻や2人の息子たちは今回が初めてだった。

「滞在する先々の国で、親切に手を差し伸べてくれるフレンドリーな人たちがいなければ、このような旅行は難しいでしょう。」と、坂本氏は現地の親切な人たちを思い出しながら語った。その一人がサイクリングと旅を熱烈に愛するJeffrey Chong氏で、彼は坂本家のブルネイ旅行をサポートしてくれた。

「Jeffreyとは知り合いではなかったのですが、サイクリングに対する共通の情熱を抱いており、彼や他のサイクリストも私たちの旅を助けてくれました。」

短期間であったにもかかわらず、坂本氏がブルネイで出会った多くの人々は、とても親切だったと言う。「ブルネイという国だけでなく、ブルネイの人々と文化について学ぶことができる貴重な機会になりました。」

また、金銭的なことに加えその他多くの面でも、坂本家をサポートしてくれたブルネイのサイクリストに心からの感謝の気持ちを表した。朝食をふるまってもらったことや、クアラブライトの住民が一家の自転車のうち一台を修理してくれたことを思い返した。

坂本家と同じように、世界中を自転車で旅することに興味を持っている人に向けてどのようなことをアドバイスするかSunday Bulletinが尋ねると、坂本氏は、友人、家族、現地の人々のサポート無しに、世界中を自転車で旅する夢は叶えられなかったと語った。「自分がしたいことについて他の人にそのアイデアを話すことは重要ですが、他の人からのサポートと、それを実行するという強い意思も重要です。夢を持てれば、それは実現できます。」

今後、数日間はブルネイ・ムアラ地区を巡る予定で、その後、フェリーでラブアンからコタキナバルへ向かい、そこで今年の旅を終えることにしている。

(B.B.8月12日)