日本の外務大臣表彰をUBDの副学長に授与(2018.10.04 | 外交

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

ブルネイ大学(UBD)のアニタ B Z アブドゥル アジズ副学長が平成30年度の日本外務大臣表彰を受けることとなり、Jalan Sungai Tilongにある日本大使公邸で9月18日に開催された授与式で表彰状を受領した。

日本の外務大臣表彰は、国際的な分野において優れた功績を挙げ、日本と諸外国の友好促進に貢献した個人および団体に、その功績をたたえることを目的として授与されている。

また、これら受賞者の活動に対する理解と支持を日本の人たちに広めることも目的としている。

表彰式には加藤元彦駐ブルネイ日本国大使とアニタ副学長のご家族、ならびにUBDの関係者も出席した。

加藤大使は「日本とブルネイは教育の分野で数多くの優れた業績を上げてきました。例えば、UBDのPengiran Anak Puteri Rashidah Sa’adatul Bolkiahヘルス・サイエンス・インスティチュート(PAPRSB IHS)と香川大学医学部は長年協力関係を築いています」と述べた。

page-5-a_190918-630x420集合写真におさまるアニタ B Z アブドゥル アジズ副学長と加藤元彦駐ブルネイ日本国大使

 

「この協力関係の一例として、ブルネイ大学のPAPRSB IHSと香川大学医学部が毎年共同で実施しているインターナショナル・サマー・メディカル・スクール・プログラムがあげられます。このプログラムは2006年から実施されており、今年は12回目となります。このブルネイ大学と香川大学との共同プログラムはブルネイと日本における若者の交流プログラムの中で最も長く続いているものの一つです。」と加藤大使は語った。

UBDのアニタ副学長はその任についてから、ブルネイ・ダルサラーム国と日本との学術協力をさらに深めようと力を尽くしている。

ブルネイにおける日本との教育に関する取り組みについて、加藤大使は「UBDのランゲージ・センター(Language Centre)では日本語の講座も提供されており、ブルネイで日本文化と日本語を広めるにあたり、貢献してくれています。ブルネイの日本語スピーチコンテストと日本語能力試験はUBDのランゲージ・センターのご協力のもとに開催しています。」と付け加えた。

「ブルネイで開催した『日本語・日本文化週間イベント』では、ブルネイ日本友好協会UBD支部の優秀な若者が準備を手伝ってくれました。このイベントに力を貸してくれた若者たちに感謝しています。」

加藤大使はUBDの他学部も日本の大学と協力しており、例えば、先端素材・エネルギー科学センター(Centre for Advanced Material and Energy Sciences)が京都大学ならびに東京工業大学とエネルギー科学の分野で、また、理学部(Faculty of Science)が大阪大学とハラル食品科学やライフサイエンスの分野で、総合技術学部(Faculty of Integrated Technologies)が産業技術大学院大学とシステムエンジニアリング研究でそれぞれ協力していると述べた。

アニタ副学長は受賞について、「日本の外務省からこの特別な賞をいただくことになり、非常に光栄です。大変名誉なことであり、日本大使と大使館の方にはこの表彰を受けるにあたり、御礼申し上げます。UBDの優秀なチームと学生にも感謝します。皆さんがいなければ、このように表彰されることもなかったでしょう。」と語った。

副学長はまた、「UBDはまだ33年目ですが、急速に成長しています。今や国際的な大学となり、研究および世界レベルの教育に力を注いでいます。この過程における戦略の一つが、UBDの認知度を高めるための国際化計画です。この目的を達成するにあたり、日本はこの計画にリストアップされている国の一つなのです。」と付け加えた。

「UBDは現在、日本の22を超える大学とパートナーとなっており、この協力関係が強まり、産業界での協力がさらに拡大することを期待しています」

今年度の日本外務大臣表彰は205の個人と49の団体に授与される。

ブルネイに関しては、UBDのアニタ副学長と教育省のチン・ウェイ・ケ(Chin Wei Keh)副事務長(高等教育)が表彰された。

(B.B.9月19日)