スピーチコンテストの優勝者がブルネイと日本の架け橋に(2018.10.16 | 教育

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

Page-4-c_021018-630x420加藤元彦駐ブルネイ日本国大使を表敬訪問した第31回日本語弁論大会優勝者のヌリザ氏

 

加藤元彦駐ブルネイ日本国大使 は10月1日、第31回日本語弁論大会優勝者のヌリザ氏(Nurliza binti Abdul Zabar)の表敬訪問を受けた。加藤大使は、ヌリザ氏が日本とブルネイの人々をつなぐ架け橋になるという重要な役割を果たすことができると語った。

3度目の挑戦で優勝に輝いたヌリザ氏は、「親切(Kindness)」と題したスピーチを行い、全日本空輸(全日空、ANA)の協賛の下、10月14日から21日にかけて日本に滞在する際の往復航空券が授与された。

ヌリザ氏は日本滞在中に、日本在外企業協会(JOEA、海外で事業活動を行う日本の大手企業300社が加盟する一般社団法人)が主催する招へい事業に参加する。

「ヌリザさんが素晴らしい成績で日本語スピーチコンテストにて優勝されたことに対してお祝い申し上げます」と加藤大使は祝辞を述べた。「ヌリザさんにはブルネイと日本の人々をつなぐ架け橋となってほしいと思います。また、これにより、より多くのブルネイの人々が日本語を学び、日本で仕事を見つける、あるいは日本でのキャリアを追究するようになれば嬉しく思います」

加藤大使はまた、「日本企業は、事業のグローバル化を目指して海外への投資に目を向けています。また、外国人の雇用も非常に増えています。だからこそ、日本語を話せるブルネイの有能な若い人々には、日本で働くことに挑戦してほしいのです」と述べた。

ロイヤルブルネイ航空(RB)が2019年3月に日本へのフライトを再開させるという発表を受けて、日本からさらに多くの人々がブルネイを訪れ、両国間の観光やビジネスが活発化することを期待すると加藤大使は付け加えた。

「ブルネイと日本の直行便就航は、両国の関係に大きな影響を与えることになるでしょう」と加藤大使は述べており、ブルネイでより多くの人々が日本語を話せるようになり、「ブルネイの人々の間で日本の社会規範やビジネスに対する理解が深まることを望みます」と付け加えた。

ヌリザさんは、15歳の時に見た人気アニメシリーズ「セーラームーン」がきっかけとなり日本語文化と日本語に魅せられ、これが第31回日本語弁論大会への出場にまで結びついた。「3回目はラッキーな回でした。私が「親切」をスピーチのテーマに選んだのは、人々の性格や特性が全般的に親切だからです。他人に親切にすることの必要性という重要なメッセージを伝えたいと思ったのです」と27歳になったヌリザさんは語った。

「UDBの語学センターで勉強するようになるまで、私は日本語を15歳の時から独学で学んできました。大学でのディスカバリーイヤーでは日本にも行きました」

第31回日本語弁論大会は、教育省傘下のブルネイ技術教育インスティテュート生涯学習・訓練課(IBTE-CET)、UDBの語学センター、ならびに在ブルネイ日本国大使館が共同で開催した。

次回の日本語弁論大会は2019年に開催される。

(B.B.10月2日)