国王、若者に国造りの強化を期待(2019.03.26 | 社会

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

ハサナル・ボルキア国王は、国の発展のためにより一層努力するよう若者世代に呼び掛けた。

2月22日夜にラジオ・テレビジョン・ブルネイ(RTB)で放送された第35回ナショナルデー(建国記念日)の談話(titah)の中で、国王は「近年、我々は若い世代に対し、積極的に国の発展をリードするよう大きな期待を寄せていました。Alhamdulillah(アラーの神に感謝します)。これを受けて、彼らは起業や経済界、地域社会などの分野で大きな成果を達成しており、徐々に期待に応える活躍を見せています。」と述べられた。

「一方で、政府機関も若者への取り組みを進めていることから、インフラ整備や支援提供、とりわけ起業を望む若者への取り組みを強化しています。」

「若い世代が実際に政府と共に国の発展に努めることが可能になるまで、このような取り組みが拡大されることを期待しています。そのために、政府機関は強固なインフラ整備、政策の透明性確保、規制緩和を実施することで、推進役として政府の役割を強化する必要があります。また、若者へのガイダンスや援助を提供するために、すべてのステークホルダーからの力強いサポートや協力が必要です。」

また、若い世代が注目される一方で、シニア世代の市民は生活に不可欠なサポートとケアを必要としており、シニア世代への福祉が軽視されてはならないと、国王は述べられた。

談話(titah)を述べられるハサナル・ボルキア国王

続けて、次のように述べられた。「今年のナショナルデーのテーマに沿って、政府機関は効率的かつ賢明な管理体制によって経済成長強化の取り組みを実行し、多様化させなければなりません。」

「また、政府は現在実施している投資に加え、ポテンシャルの高い投資を推進し、開発活動にも力を注ぐ必要があります。また、ビジネス環境を整え、有能で雇用可能な人材を創出し、加えて、社会的セーフティーネットを強化する義務があります。」

「例えば、政府は産業一次資源・観光省を通じて、国民の要求を満たすようコメの生産に積極的に取り組んでいます。」

「現代のデジタル時代において、我々は第4次産業革命によってもたらされた急速な技術発展を認識しておく必要があります。ビジョンを掲げる国家として、デジタル経済の道を切り開くことから取り残されてはいけません。しかしながら、サイバーセキュリティに関しては特に注意する必要があります。デジタル時代の悪影響によって、国、社会、そして国民が壊滅的な被害にあう可能性が考えられることから、サイバーセキュリティ問題への対処が重要です。」

「国際分野に関しては、他国と相互に尊敬し合い、緊密でオープンな関係を維持し、さらに、地域的な経済統合と共に国際経済への参加を強化していきます。」

「また、現在の我が国の能力に準じて、地域社会や国際社会の安全と安定に向けた取り組みを引き続き強化していきます。この取り組みには、災害時の人道支援活動や防災支援、さらに平和維持および監視活動によって、援助が必要な人々を支援する活動が含まれます。」

国王は談話の最後に、第35回ナショナルデーのすべての関係者並びにブルネイ国民に対し感謝の意を表された。

「ブルネイ国民や国内に住むすべての人、並びに公的機関で働く人々にも感謝します。また、海外での任務に従事する人、軍関係者、民間部門で働く人々にも感謝します。我々と我が国はアラーの神のご加護の下にあります。」と述べて、談話を終えられた。

(B.B.2月23日)