ブルネイ大臣、 コロナ危機でも堅調な経済を予測(2020.04.22 | 経済

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

ブルネイ・ダルサラーム国の経済は、 新型コロナウィルスの感染拡大にもかかわらず堅調であり、相当な成長率を記録できると予測される。このことは、過去2、3年にわたり積極的な成長を示してきた同国の産業や農業部門の発展に支えられている。

これは、世界的な感染拡大が主要国の経済を麻痺させている中、ブルネイの今年の国内総生産 (GDP ) 成長率1.3%とするIMFの見通しを受け、ブルネイのDato Seri Setia Dr Awang Haji Mohd Amin Liew bin Abdullah第二財務経済大臣が昨日述べたもの。

国際通貨基金(IMF)は今年初め、Bruneiの2020年GDP成長率見通しを4.7%と発表した。

「ウィルスの世界的大流行の結果、世界経済の見通しでは、2020年の成長率はマイナス3%と急激に縮小すると予測され、これは2008-2009年の金融危機時よりもはるかに悪化している。」

「IMFは、コロナ危機が長引く場合、世界経済への潜在的な影響は予想よりも悪いとしており、ブルネイの場合も例外ではない」 と述べた。大臣によると、昨年のブルネイのGDP成長率は3.9%で、過去13年間で最高だった。

「石油・ガス部門と非石油・ガス部門の両方で成長が見られる。我々の内部評価によると、ブルネイで (少数の観光部門を除き)この傾向が続けば、多くの人々はまだ業務を続け、オフィスで仕事することができる。我々は他の国に比べてとても幸運だ。」

「その前提に立って、今後の経済成長は力強いものになると考えている。昨年は3.9%の成長率だが、今年は再びプラスの成長が見られるだろう。」と述べた。

この成長はブルネイにおける複数の産業の成長に支えられていると大臣は述べた。

昨日発表された 「地産地消」 キャンペーンは、地元の企業や農家の収入への影響を抑えるものである。

「この取り組みは、野菜や果物等の農産物の価格安定を確保し、農産物の持続的な栽培を促進するものである。」 と大臣は述べた。

また、この計画を通じて、ガーニム国際協力公社(注釈:ブルネイにあるハラルフード製造会社)とDARe(Darussalam Enterprise)が、国内企業を支援し、国内市場への商品供給と販売促進を行う。

大臣はこれまでにツトンとセリアの市場で定期的に販売している54の地元企業や農家、及びスーパーマーケット・チェーン4社が同キャンペーンに関心を示していることを明らかにした。

「地元の企業や農家だけでなく、このキャンペーンを支援し、参加する店やレストランが増えることが期待される。」

そのうえで、 「スーパーマーケットのニーズを満たせば、需給と供給を安定させることができ、地元のスーパーは輸入品だけに頼る必要がなくなる。今のところ、地元産の野菜は十分ではないかもしれないが、このキャンペーンを通じて、スーパーやレストランの現在の需要に見合う新たな機会を作り出せるだろう。」 と述べた。(B.B.4月22日)