新進アーティスト、権威ある賞を受領(2020.08.13 | 教育

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

Meragang Sixth Form Centre(PTEM)の生徒である新進アーティストSiti Nur Basirah Syahzariが、日本で開催された第21回高校生国際美術展で優秀賞を受賞した。

受賞作のPemarang Nini(祖父のマチェテ:山刀)は、ブルネイ人学生が制作したその他4点の作品と共に、8月5日から12日まで東京の国立新美術館(NACT)で展示された。

このイベントは、世界芸術文化振興協会(IFAC)によって毎年開催され、若き才能の育成と、芸術を通じた国際交流の促進を目的としている。世界中の高校生から14,000点もの応募があり、この美術展では上位500点のみが展示された。

ブルネイの優勝者は、授賞式に出席するために日本を訪れて各国の若手アーティストと交流する予定だったが、コロナウィルスの影響で中止となった。受賞式はオンラインで開催された。

Siti Nur Basirah Syahzariはブレティン紙の取材に対し、「2020年の高校生国際美術展で、ブルネイの優勝者に選ばれて光栄です。選ばれるとは予想していませんでしたが、両親を喜ばせることが出来て嬉しい。」

新進気鋭のブルネイ人アーティストSiti Nur Basirah Syahzari(PTEMの生徒)が第21回高校生国際美術展で優秀賞を受賞。写真は、彼女が受賞したトロフィーと一緒にポーズをとっているところ
PTEMからの参加者と同高および教育省共同カリキュラム教育部の担当者
Siti Nur Basirah Syahzariの受賞作品Pemarang Nini

「芸術賞を初めて受賞しました。以前は自分のアートスキルに自信がなく、どんな大会にも参加しようとは思っていなかったが、PTEMの美術の先生に勧められてこのコンテストに参加することにしました。」しかし、日本に行くことができず、彼女の喜びは薄れてしまった。「母と旅行に行かれず残念です。とても楽しみにしていました。私はコロナウィルスの世界的流行が早く終わることを祈っています。」と述べた。

彼女は受賞作について、「40年以上、大工の仕事をしてきた祖父のHaji Abdul Latiffが作ったマチェテ(山刀)の絵です。祖父は10年程前にこのナイフを制作し、私はその彫刻がとても美しく複雑なことから、これを題材にしようと決めた。」と述べた。

「細部の描写に時間がかかり、大変な忍耐を必要としたので、この絵を仕上げるのに1ヶ月かかった。」

Siti Nur Basirah Syahzariは、美術とデザインの科目で、彼女にとって経験の少ないゼロの段階でA*の生先を取ったことで、自分のアートの才能に気付いたという。「芸術作品を作り、その分野での技術を磨くことに喜びを感じる。」と述べた。

「今、私はPTEMで勉強していて、Aの成績を取った科目の一つとして美術の受講を続けている。また、新しいスキルや、より高いレベルの作品を制作する方法も学んでいる。」

彼女はサポートしれた人達に感謝を述べ、IFAC、在ブルネイ日本大使館、教育省(MoE)に謝意を表した。PTEMの学生が同賞を受賞するのは、今回で2回目。前回は2018年にSiti Nur Rabiatul Adawiyahが受賞した。

今般の功績を受け、PTEMのSiti Nur Basirah Syahzariと他の参加者は、MoEの共同カリキュラム教育部が主催した表彰式でHajah Hajidah副部長代理から賞を授与された。 (B.B.8月13日)