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ブルネイ・メタノール社(BMC)は、5月25日にメタノール製造プラントの商業生産を開始するので、スンガイ・リアン工業団地にあるメタノール製造プラントで生産されたメタノールが、初めて輸出用に船積される予定である。
5月14日朝に行われたBSP社工業向けガスターミナル(IGT)のオープニングにおいて、BMC社の代表は、「‘フラッシング’或いはクリーニング・プロセスを完了した後すぐに、最初に生産されたメタノールが船積される予定です。」と語った。
受渡のプロセスは、シングル・ポイント・モアリング・システムの設備を通して行われる。同設備は、この石油化学プラントで製造された日量2,500トンのメタノールを輸出するターミナルとして機能する。
フローティング・ブイは、同プラントから東南アジア地域の顧客にメタノールを輸送するために、中国で建造されたブルネイで最初の5,500トン積メタノール・タンカーに接続される。
「BMC社は、年間100カーゴの受渡を目標としています。」と、BMC社幹部は語った。
同氏は、ブルネイ・メタノール・プラントのオペレーションは、石油・ガスの生産にかなり依存していることから経済を多様化する目的があると付け加えた。
同メタノール・プラントは、年間850,000メトリック・トンのメタノールを生産する予定であり、また同プラントは、スンガイ・リアン工業団地(SPARKS)において、最初の大きな投資案件である。
ブルネイ・シェル・ペトローリアム社(BSP)は、今後21年間にわたってブルネイで最初の石油化学製造会社に天然ガスを供給するサプライヤーとして大きな役割を維持し続ける予定である。BSP社は、5月14日に、工業向けガスターミナル(IGT)を立ち上げ、もう一つの歴史的マイルストーンを打ち立てた。
「IGTの完成は、ブルネイ政府の経済の課題と私達の長年のブルネイ国へのビジネス・コミットメントを強くサポートします。」と、BSPのDrグラハム・ヘンダーソン社長は、ルムットにおける開所式において語った。
IGTは、BSP社のチャンピオン油田並びにアンパ沖合油田からの天然ガスを処理する。天然ガスは、長さ3km、口径16インチのパイプラインを通ってブルネイ・メタノール・プラントに供給される。
「2009年12月に完成したので、ガスは、今年の1月第1週からブルネイ・メタノール・プラントのプレ・コミッショニング用として受け渡されています。」と、ヘンダーソン社長は語った。同社長はまた、先進技術を駆使したIGTに、最新技術が使われていることを明らかにした。それは、“ロウ・ドセイジ・ハイドレート・インヒビター”と呼ばれるガス調節に使われる新型の水和物抑制剤である。
この技術的に進んだ抑制剤の主な特徴は、それが少ない投薬量だけで十分であり、再生プラントを必要としていないということである。「フル稼働した時点で、平均して、日量約230万立方フィートのガスが、同ターミナルからブルネイ・メタノール・プラントへ供給されます。」と、同社長は語った。
「IGTは、完全に無人化されています。しかし、同プラントが、スタートアップ期間を通してスムーズに稼動するのを確実にするために、現在ブルネイ人スタッフが年中無休で張り付いています。BSP社はまた、IGTがブルネイのコントラクターがエンジニアリング・デザインと建設を引き受けて、真の‘メイド・イン・ブルネイ’であることを保証しました。」と、同社長は語った。
BSP社の炭化水素プロセシング担当アセット・マネージャーであるアワン・ハジ・モハンマド・ビン・ハジ・ジャヤ氏は、「同ガスターミナルの建設は、2007年4月に、21年間にわたりメタノール・プラントを動かすために、BMC社に1兆立方フィートのガスを生産する契約をBSPが締結したことに基づいています。
ガス販売契約(GSA)によれば、IGTプロジェクトは、BSP社の既存の設備から集められたガスを調節し、スンガイ・リアン工業団地の顧客にガスを移転し、メーターで測るようにデザインされています。」と語った。
IGTの建設は、BLNG社や電力局といったBSP社の既存の顧客を考慮して遂行された。そして、それは、健康、安全で緊急性の問題、運営上の条件、及び運営費のような他の大きな要因をも考慮している。
アワン・ハジ・モハンマド氏はまた、「BSP社は、ローカル・ビジネス育成を更に援助するために、同プロジェクトのエンジニアリング、資機材調達、及び建設スコープで主コントラクター1社を雇うという異なるアプローチを取っています。同プロジェクトのコントラクターは、昨年2月に地元の企業が選ばれており、そしてエンジニアリング作業は、その2ヵ月後に開始しています。ガスターミナルの建設は、2008年8月に開始しました。そして、BMC社のプレ・コミッショニング用に早期にガスを供給するために、早期のガス設備が1年後に完成しました。IGT設備は、昨年12月に全て完成しています。そして今年1月第1週までにガスターミナルからBMCに供給されたガスを処理しました。」と語った。
同氏はまた、「ガスを処理するためにIGTに取り入れられた技術は、投資費用を更に最小限にするようにデザインされています。加えて、メタノール・プラントに隣接するフィスカル・メータリング・ステーション(FMS)は、既に最適化されており、またFMSは、BSP社内のスキッドの上に造られた最初のメータリング・システムであります。そして、このFMSは、BSP社の今後のプロジェクトの標準的なデザインとなります。同プロジェクトは、BSP社にとって重要であり、またそれは、BSP社のガスが利用される範囲を増やしました。」と語った。
オープニング・スピーチの後、Drグラハム・ヘンダーソン社長は、単にリボン・カッティングのセレモニーをしてIGTを正式にオープンした。そして、このイベントを祝うために、同プラント周辺に設置された飾り額に署名した。
その後、出席者と報道関係者によるSPARK内でのIGTとFMSの視察が行われた。
この原料(ガス)がメタノール・プラントに正式に送られることにより、ブルネイ・メタノール・プラントは、2週間以内に正式にオープンし、石油ガス産業を多様化し、かつ最大化することによりブルネイ経済の将来を確保するという望みを実現させ続けるという国家の決定を表している。
(B.B.2010年5月15日)
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