新しいバンダル・スリ・ブガワン(BSB)のウォーターフロント・プロムナード・プロジェクトの正式オープニングを5日後に控えて、多くの人が24時間ぶっ通しで働いており、全てがスムーズに行くように最大限の努力をしている。
アルムタディ・ビラ皇太子兼総理府上級大臣が、5月28日(土)夜に、このウォーターフロント・プロムナードを正式にオープンする予定である。
市当局によると、ウォーターフロント・プロムナードは、現在小さなものだけが残っており、“85%は完成している”とのことである。2つの高層の天蓋(VIP用に予約済み)は、現在広場に組み立てられ、そして玉座が中央に置かれる。
開所式には、伝統的な文化の踊り、背景には水上集落(カンポン・アイール)での浮んだ明かりのパレード、及び素晴らしい花火が含まれている。
“ブルネイ・インターナショナル・タトゥー(刺青)2011年”が、5月29日(日)のオープニングの後、広場において、先行公開を行なうことを明らかにした。
市政委員会は、2店舗―パインズ・レストラン及びコピ・バンダル(スィート&セイヴリィ/コッテージ・グリルと同じオーナー)―が、既にウォーターフロントにある屋外カフェを占め、そして、同情報ソースによれば、両方の屋外でのカフェは、オープニングに間に合うように準備が進められていることを確認した。
このプロジェクト(BSB開発マスタープランの一部)は、市政委員会、都市/地方計画&博物館局を含む幾つかの政府機関を統合させた。560万Bドルの予算で、同プロジェクトを完成するのに、ほぼ3年間民間企業と協力しながらやってきた。
この約1.8ヘクタールの土地は、BSBの中心部にあり、歴史的な水上村落(カンポン・アイール)を一望でき、BSBの商業地区の中心部の一角をなしている。
「しかしながら、現存する旧税関ビルは、1967年の歴史的建造物及び保存財産法(2002年に改訂)に基づく指定建造物として、博物館局によって官報に掲載され、そして認定されたので、それは完全なる化粧直しではありません。」と、BSB市プロジェクト長のペンギラン・ジュナイディ氏はボルネオ・ブリテン紙に語った。
同法によると、隣接した周囲の建物は、維持され、復旧され、そして改装される。加えて、その建物の内部は、博物館局によって、“旧税関”の歴史と工芸品を例示する展示ホールに変わった。それは、オープニングに間に合わせて一般に公開される予定である。
「このウォーターフロントの美しさは、そのアクセスの容易さです。ウォーターフロントへは、自転車でも、歩いても行けますし、またボート(水上タクシー)でも行けます。また、十分な駐車スペースもあります。アクセスを改善する目的で、マッカーサー通りに沿って道路の拡張工事が行われており、歩行者にも便利になっています。」と、ペンギラン・ジュナイディ氏は語った。
同氏は、「この地区は、24時間一般に開放されています。夜には、一般市民の関心を生み出すために、明かりが灯されます。」と語った。
「これは、訪問者のために、より力強く、またより活発なナイトライフをもたらすでしょう。」と、同氏は付け加えた。
(B.B.2011年5月24日)
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