ブルネイに住んでいる日本人女性の中園恵子さん(29)が3月26日(日)にPMダトー・シャリフディンの住居でイスラム教への改宗式を行った。
宗教省イスラム教伝道センターから役人が来て改宗式が執り行われた。恵子さんは“アズラ・イザティ・ケイコ・ビンテ・アブドゥル・ワリス・ナカゾノ”という名前を選んだ。この改宗式には恵子さんの両親及び日本人イスラム教徒数名が出席した。
改宗の後、儀式の一部としてゲストが‘ブンガ・ランパイ’(色々な花)を新改宗者の身体に振りかけた。’Dzikir Syarafil
Annam’及び’Dzikir Marhaban’も執り行われた。
恵子さんは日本の九州、熊本県の出身で、ブルネイに6年間住んでいる。ブルネイではトラベル・トレード・エージェンシーという旅行代理店に勤務している。恵子さんは、以前は宗教に対して自由思想家であった。彼女は英語が堪能で、これからも宗教と文化としてのイスラム教について学び、理解を深めたいと語った。
(B.B.2006年3月27日)
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