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以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

仁坂大使、“ブルネイは日本からの投資の対象国”(2006.08.27/経済)

ブルネイニュース:仁坂大使、“ブルネイは日本からの投資の対象国”(2006.08.27/経済)

 2006年8月末で3年間の駐ブルネイ日本大使の任務を離れる仁坂吉伸駐ブルネイ日本大使は、
「ビジネスにおいて非常に効率性を追求する日本の投資家にとって、ブルネイは次期投資国の候補の一つです。」
と語った。
 また仁坂吉伸大使は、
「最も重要なことはブルネイに関する有益な情報を得ることです。」
とボルネオ・ブリテン紙に語った。
「ブルネイの効率性を示すことが大切です。日本の潜在的投資家は、効率性、正確性、忠実性、誠実さを非常に好み、それらの欠如は投資に悪影響を及ぼします。そのため、ブルネイが官僚主義を打破することが重要です。私は、ブルネイは効率的で、投資対象として有望な国だと思います。」
と語った。
 仁坂大使は大使在任中に、経済・投資関係、観光、人的、文化交流等の功績をあげている。
 仁坂大使は、経済関係促進の現状として、ブルネイ/日本間で経済連携協定を開始したことを述べた。
「関税の撤廃を明記する自由貿易協定(FTA)が、この経済連携協定によって実現されるでしょう。多くの国々が日本とFTA交渉を行いました。日本は現在ブルネイ、タイ、フィリピン、インドネシアと経済連携協定の交渉中であり、シンガポール及びマレーシアとは締結済みです。このような協定を締結する為には、両国のシステムが統一化できるような高い歳入レベルの国であることが重要であり、ブルネイはその条件を満たしている国の一つです。」
と語った。
 仁坂大使は1970年代の液化天然ガスプロジェクトに次ぐ2番目の大規模投資となるスンガイ・リアンでのメタノール・プロジェクトに日本企業を招聘できた成果について言及した。
 仁坂大使は、日本の観光旅行会社によるブルネイ訪問が実現したことにより、ブルネイを訪問する日本人観光客が徐々に増加してきていると語った。
 また、日本の皇太子殿下が2004年にビラ皇太子殿下ご成婚式に出席されたことで、日本においてブルネイに関するマスコミ報道や関心が高まったことを付け加えた。さらに、ブルネイでは日本語を学ぶ若者が急増しており、そのような尽力に対しブルネイ大学及びその他教育機関に対し、感謝を申し上げたと語った。
 仁坂大使は、ブルネイでの良い思い出について質問されると、ハリラヤ期間中のイスタナ・ヌルル・イマン宮殿でのオープンハウスに感動したと答えた。 また仁坂大使は、ブルネイ/日本国交樹立20周年記念に両国関係促進に寄与されたブルネイ人に対し、賞状を授与したことが思い出されるとも語った。
 仁坂大使は個人所有の蝶コレクションからブルネイの蝶をブルネイ博物館に寄贈した。
(B.D.2006年8月26日)


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