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以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

全ての道はガドンに通ず(その2)(2007.10.04/社会)

 センターポイント・ホテルの設立は、それ自体観光客をガドン地区に引き付けているが、また商業地区において新たな収入への道を生み出した。
  世界中でのヤオハンの破産(1997年のブルネイ店閉鎖を含む)は、ガドン地区のビジネス活動に影響を殆ど及ぼさなかった。ロケーションの重要性を知っていたので、その後を地元の百貨店であるジャヤ・ハイパーマートで直ぐに埋め尽くした。
  都市/地方企画局に記録されている通り、このゾーンの約2/3(62.26%)が繁栄するガドン地区である。この地区はミックスした発展(主に商業)として分類されている。1996年中頃において、商業用の総床面積は101,930平方メートルを占め、工業用の総床面積はたったの9,860平方メートルであった。
  ブルネイ最大のショッピング・コンプレックスである“ザ・モール”が2003年にオープンしてから、ガドンの商業地区がブルネイにおける最も人気のあるショッピング地区となり、また観光客の訪問地となった。
  “ザ・モール”は、総工費約1億Bドルをかけ、シネプレックスと共にビルの中に150以上の店舗が入っている。
  “ザ・モール”に沿って、一流ホテルのリツカン・インターナショナル・ホテルが観光客を吸収する。
  ガドン地区へ行く交通を便利にするため、橋や新しい道路が建設された。それでも交通渋滞はたびたび訪れる。
  この地区で最も古い店舗の一つであるカポク・エンタープライズのデイビッド・イエオ氏は、
「ガドンは人々の安定した流れがあるので、ビジネスをするには良い場所であります。」
と話した。彼の店舗は1988年以来ヨン・シオンハイ・ビル内で台所用品とエレクトロニクス製品を販売している。彼は、
「私の父が1988年にガドンで商売を始めました。当時、首都ではあまりにも多くの台所用品を販売する店があったので、我々はガドンで店を始めました。その当時は、水上集落に住んでいる多くの人々が川を利用してガドンへ来てくれました。今は、“ザ・モール”ができてから多くの変化がありました。常に回避不可能な交通渋滞を引き起こすガドンやカフェへの新しい道路ができました。駐車場と交通渋滞の問題もあるが、我々はガドンにお客を持っているので他の場所へ再配置されることはありません。」
と語った。
  アブドゥル・ラザクのブロックEにニュープラス眼鏡店を営むフランク・ゴー氏は、
「ガドンは現在最も混雑する場所であり、若者にとって最も人気のある場所です。」
と語った。同氏の店は、最新流行の眼鏡製品を販売しており、
「この地区は多くのポテンシャルがまだあり、更に多くの人々を引き付けるために全ての店舗に対して多くのプロモーションを行うようにアブドゥル・ラザク・ホールディング社に推薦しました。現在、ニュープラス眼鏡店はガドンから他の場所へ移動するつもりはありません。なぜなら、ガドンはいまだにブルネイ/ムアラ県で最も人気のある商業地区だからです。」
と付け加えた。
  ガドンのバングナン・ハリマトゥル・サディアにあるGKサロンのマネージャーであるコニー・レオンさんは、
「ガドンはビジネスの中心地であり、お客にとって買い物をするのに便利です。1991年に開業以来、GKサロンはかなり多くの固定客を持っています。だから、現在の場所から移転することは考えていません。」
と語った。
  ガドン地区の郊外におけるビジネスは、この主要なロケーションに足場を維持するように見える。それは、新店舗を入れるためにより多くのビルが建設中であり、ガドンは暫くの間ブルネイにおいて最大かつ最も人気のある商業地区であり続けると思われる。
(B.B.2007年10月2日)


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