2010年までに本格的な運航をする前に、メヌンボク〜セラサ・ルートとラブアン〜セラサ・ルートの2ルートのトライアル・ランが行われる予定である。
これは、1月7日に開催されたブルネイ/マレーシア間の第2回調整会議における結論に基づくものである。
この2日間の調整会議は、ブルネイ側からアン・キアン・グアン郵政局長代行、マレーシア側からファイサルディン・ジェノン インフラストラクチャー・開発・通信省次官補が共同議長を務めた。
両国は、税関、出入国管理、検疫、セキュリティ、安全、関税、並びに関連する料金といった運用上の問題についての両国当事者間における標準運用手順(SOPs)に関して情報交換すると共に、この会議の中で取上げられた技術的な問題を能率的に解決することで合意した。
この計画されている2ルートのトライアル・ランでは、マレーシアの運航者によって行われる。−即ち、2009年2月にメヌンボク〜セラサ間、2009年4月/5月にラブアン〜セラサ間で行われる。
ラブアンはインフラ整備の改善を図り、またメヌンボクは技術的な条件をクリアすることとして、両国は、カー・フェリー・サービスと同ルートが2010年までに本格的な運航を行うことを願っている。
セラサ・フェリー・ターミナルは、第8次国家開発計画の下、総工費16億Bドルで建設され、昨年後半に完成した。このターミナルは、大型台秤、チケット・カウンター・キャビン、及び大型車両用レーンを備えている。
ブルネイ側でこのターミナルに人員を配置している機関は、海上輸送局、陸上輸送局、税関局、警察局、移民・国民登録局、及び漁業局である。
(B.B.2009年1月8日)
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