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アルムタディ・ビラ皇太子兼総理府上級相は、ブルネイは、持続可能な方法で管理されている森林資源により、この地域における環境保全努力の最前線にあるので、「ブルネイが環境保全と保護の重要性について認識する文化を発展させる方向に向って努力する」ように主張した。
ビラ皇太子は、1月4日夜に開催されたアジア欧州会合(ASEM)ワークショップのオープニング・スピーチにおいて、「環境面の教育は、そのゴールの中心にあります。ブルネイ大学(UBD)のクアラ・ブラロン・フィールド・スタディズ・センター(KBFSC)が、わが国の環境面の教育並びにリサーチ活動の中心です。」と語った。
ビラ皇太子は、「ASEMワークショップが、KBFSCにおいて、気候変動に関するティーチング、トレーニング、及びリサーチに対する広範囲に及ぶ世界中の関心を生み出すことができ、それにより私達が生物の多様性とわが国の熱帯雨林への影響についての理解を更に深めること」を望んだ。
44名の欧州とアジアの大学生を誘致したこのASEMワークショップは、1月4日、ブルネイ大学の主催で、“生物の多様性と熱帯雨林に対する世界的気候変動の影響への理解に向けて”というテーマで始まった。
ビラ皇太子は、「このワークショップは、2008年10月に北京で開催された第7回ASEMサミットにおいて提唱されたASEMの新しいイニシャティブの一環であり、その目的は、欧州とアジアの2地域からの青年達の間で異文化間交流を促進し、かつ環境や他の世界の難題についての認識を高めることです。」と語った。
UBD副学長であるビラ皇太子は、「このワークショップのテーマは、実際、非常に意味のあるものです。現在のグローバル・イニシャティブ、特に最近行われた国連気候変動コペンハーゲン会議との関係において、このワークショップは、よりタイムリーではありませんでした。」と語った。
ビラ皇太子は、「世界的な気候変動は、全人類の命に影響を与える現象です。昨年だけで、いかに世界が2008年の世界的な食糧危機を導いた食糧不足を経験したかを私達も見たように、いかに気候変動が増大する自然災害の頻度において重要な要因であったかを私達は目のあたりにしました。ブルネイにいる私達は、この世界的な難題が、地域レベル、国家レベル、並びに国際レベルでの緊急の解決を必要としていると思っています。」と語った。
ビラ皇太子は、「ブルネイは、この惑星上で、最も素晴らしい自然の生態系と原始のままの熱帯雨林に恵まれています。ボルネオ島のそのローカリティは、動植物の驚くべき多様性を持つ地域として考えられています。わが国の広大な土地の最大58%が環境保護下にあることを私達は誇りとしています。わが国の森林資源は、持続可能な方法で管理されています。私達は、インドネシア、マレーシア、フィリピンの隣国と一緒に、“コーラル・トライアングル・イニシャティブ”により、この地域の環境保全に積極的に関与しています。そして、インドネシアとマレーシアと共に、“ハート・オブ・ボルネオ・プロジェクト”を進めています。」と付け加えた。
ビラ皇太子は、「この地域や他の場所において森林や林業に影響を及ぼす多くの問題があるので、わが国の森林資源を維持することが挑戦です。これらには、減少している森林面積、土地の退廃、及び違法な伐採が含まれます。」と繰り返し語った。
ビラ皇太子は、「以前の難題は、新しい難題に集められています。例えば、気候変動、食糧安全保障の維持、保護地域以外での生物の多様性の管理、環境サービスへの支払い、及び森林地区における激しい対立です。」と語った。
ビラ皇太子は、スピーチの最後に、「ここに出席されている卓越した研究者や実務家によって進められるこの重要なワークショップが、持続可能な発展に関して、また気候変動を和らげる方法を開発する際に、森林の役割を支持しようとする考え、展望、並びに戦略を共有するためのフォーラムを提供することを願っております。」と語った。
ビラ皇太子は、UBD並びに外務貿易省がこのワークショップを共催することに対して感謝の意を表し、また、参加者が仲間との対話と知的な交流を通して、価値ある異文化間の経験を得ることを願った。
(B.B.2010年1月5日)
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