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以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

装い新たなベラカス・ビーチ、ATFのための準備完了(2010.01.12/観光)

 1月10日、林業局職員が、「今年、ブルネイが“アセアン観光フォーラム(ATF)2010”を主催するため、ベラカス森林レクリエーション・パークのビーチを2百万Bドルかけて装いを新しくしました。」と小紙に語った。

 これは、今年ブルネイが主催するイベントのスケールについてより鮮明な絵を与える。多くのオブザーバーは、前回ブルネイが主催した“APEC2000”の威厳さを幾分再現することができると言っている。

 この2百万Bドルの予算には、加盟国の閣僚が環境保護のために加盟国間の“統一した運動”を合図する記念の植樹を行うことが含まれている。これはまた、今年のAFTのテーマである“ハート・オブ・グリーン、10ヶ所の旅行目的地と1つの環境保護ヴィジョン”と連携している。

 このテーマは、エコツーリズム産業の絶えず増大する重要性を反映するためにブルネイが選んだものである。

 ペヒン・オラン・カヤ・スリ・ウタマ・ダトー・スリ・セティア・アワン・ハジ・ヤヒヤ・ビン・ブガワン・ムディム・ダトー・パドゥカ・ハジ・バカール産業一次資源大臣は、小紙とのインタビューにおいて、「レクリエーション地域としてこのビーチを開発することは、“ケナリ・ネガラ・キタニ”努力によって上手く行きます。」と語った。

 予算額の相当の部分は、構造基盤に使われた。ペヒン・ヤヒヤ大臣は、もっと多くのブルネイ人がこの国の原始のままのビーチと森林の美しさを鑑賞するようになることを望んでいる。これは環境保護の必要性に向けてより大きな認識を煽ることができる。

 同相によると、「今年のATFにおいて、ブルネイはエコツーリズムを主唱します。そして、これはわが国の原始のままの自然環境と非常に密接に関連しています。ブルネイは、ATFを主催するのは今回で2回目です。」と語った。

 同相は、「わが国は、環境保全・保護に向けて大いにコミットしています。そして、わが国の開発政策が環境に優しい開発と持続可能性を考慮に入れていることを確認しています。」と語った。

 ブルネイの観光産業は、大部分エコツーリズムに依存している。そのため、“ATF 2010”にやって来る1,500人以上の参加者に、ブルネイが世界中の旅行者や自然愛好家に何をオファーしなければならないかを示すことがより重要になってきている。

 旅行者のますます複雑化された市場により、この適切にテーマが与えられたイベントは、グリーンの施設への需要を満たし、また社会的に責任ある観光についてより大きな認識を煽る準備ができている。

 グリーン・イニシャティブを支持し、ATF参加者がエコツーリズムに投資することを奨励する“AFT 2010”に関連して、この地域をエコツーリズムの旅行目的地の一つとして促すために、約1,500本の木が、ベラカス森林レクリエーション・パークに植えられた。

 シェイク・ジャマルディン・シェイク・モハメッド・ブルネイ観光CEOは、「私達のうたい文句は、“ハート・オブ・グリーン”です。そして、私達がどんなに私達の環境を愛しているかについて私達のゲストに示すのにこの機会を利用したいです。」と語った。

 同氏は、「ブルネイは、AFTのテーマの期待に応えなければなりません。1月21日から28日までブルネイで開催される第29回ATFは、圧倒的な反応を見ました。」と語った。

 全部で373の展示ブースがTRAVEX(トラベル・エクチェンジ)に揃い、10カ国の加盟国がこの年次イベントに積極的に参加し、アセアン諸国内のベストの旅行商品やサービスを提供する。

 タイとマレーシアが、最大の参加者を送ってくる。

 アジア太平洋地域、欧州、及びその他の地域から約400名のバイヤーが、ジェルドンの新しいBRIDEX(ブルネイ国際防衛展示会)において1月26日から28日までの3日間開催されるTRAVEXに集まってくる予定である。

 “ATF2010”のもう一つのハイライトは、“アセアン観光会議(ATC)”である。この会議の特徴は、エコツーリズム −ヒテシュ・メータ− 即ち、この地域がどのように持続可能な開発方針を受け入れることができ、かつローカルの人々の安寧を継続するとともに、環境と生物の多様性を保護する助けをする責任ある旅行態度に関して、歓迎される権威者による基調演説があることである。

 更に、この業界の大手企業の専門家が議長を務めるパネル・ディスカッションが行われる。議長には、トニー・チャーターズ氏(トニー・チャーターズ&アソシエイツ社社長)及びアンソニー・ウォン氏(エイジアン・オーバーランド・サービス・ツアーズ&トラベル社社長)が含まれている。

 この二人は、エコツーリズム・プロジェクトを発展させ、環境保護地域で働く経験を共有している。

(B.B.2010年1月11日)


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