6月25日、スンガイ・リアン公社(SLA)は、SLAの役割及びスンガイ・リアン工業団地(SPARK)を世界的に競争力のある石油化学ハブに開発するためのSLAの努力に関する“第5回メタノール国際会議2010年”に出席した25名に対して説明会を主催した
サバ州コタキナバルで開催されている“第5回メタノール国際会議2010年”の一環としてブルネイを訪問している一行は、中国、マレーシア、インド、インドネシア、フィリピン、韓国、及びタイにおける様々な石油化学業界の経営者から成っていると、プレス・リリースで述べている。
SPARKゾーン・ヴィレッジにある小劇場で行われた説明会は、エディ・ビン・ダトー・パドゥカ・ハジ・スニーSLA経営最高責任者(CEO)代理による歓迎の挨拶から始まった。その後、オリヴィアSLAマーケティング・オフィサーによるSLAに関するプレゼンテーション、及びブルネイにおけるブルネイ・メタノール社(BMC)の発展に関するビデオが紹介された。
一行はまた、SPARKゾーン・ヴィレッジと同様にSPARKサイトを視察する機会を得た。このイベントは、質疑応答セッションに続いて、SPARKゾーン・ヴィレッジのオブザヴェーション・ギャラリーでの昼食会で幕を閉じた。
SLAは、SPARKを所有し、かつ管理している。そして、SLAは、SPARKを世界的に競争力のある石油化学/工業ハブになるように開発することを目的としているのと同様に、SPARKのテナント企業に対してサービスと設備のシングル・ポイント・アクセスを提供することを目的としている。
SPARKにおいて、現在SLAが行っているプロジェクトには、SPARKゾーン・ヴィレッジ、セクション1Aのインフラ整備作業、及びSPARK消防署が含まれている。SPARKにおけるインフラ整備作業は現在完成しており、SPARKゾーン・ヴィレッジはほぼ完成している。SPARKにおける消防署は、2010年8月に完成する予定である。
(B.B.2010年6月26日)
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