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以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

BSP社トップ、‘グリーン’コミットメントを再確認(2010.07.01/経済)

「この地域における最大のLNG供給元の一社として、私達は、アジアの国々に対して温室効果ガス排出量を減らすのに役立っています。」と、ブルネイ・シェル・ペトローリアム社(BSP)Drグラハム・ヘンダーソン社長が述べた。

「これは、LNGがエネルギー市場の全ての化石燃料において、最もクリーンであり、かつ最も急速に成長しているからです。同じ量の電気を発電する場合に、LNGは、石炭よりCO2が最大70%少ないです。」

 同社長は、「BSPにとって、環境を保護することは、安全のようなものです。−それは、中心となる価値であり、また真のビジネス・プライオリティです。他のいかなるビジネス・プライオリティのように、私達は、持続した投資、資源、及び適切な専門知識を有するパートナーの支持を得て行います。(毎日における)最もクリティカルな仕事は、私達のオペレーションにおいて最高水準の技術的完全性を維持することです。」と語った。

 同社長は、6月29日に開催された“BSP社/ブルネイ大学(UBD)グリーン論争”において、スピーチを行った。来賓として、ペヒン・オラン・カヤ・スリ・ウタマ・ダトー・スリ・セティア・アワン・ハジ・ヤヒヤ・ビン・ブガワン・ムディム・ダトー・パドゥカ・ハジ・バカール産業一次資源大臣が出席した。

 ヘンダーソン社長は、BSP社が環境を保護し、育てる措置を取っていることを明白に示した。

 同社長は、「私達がセリアで働いている場所及び住んでいる場所の至る所に、大きなモクマオウ科の木々があります。それらの木々は、夕暮れの明かりでそれらの葉がそよ風で揺れきらめいているのを見るととても素晴らしいです。サイチョウや他の珍しい鳥(ボルネオの他の場所では容易に見られない)は、しばしば木々の頂部にとまり、空から舞い降りて飛びかかります。私は、この写真をあなた方と共有します。何故ならば、あなた方のように、私は、私達が働き、生活し、また家族を育む場所の環境について非常に熱心です。それは、私達の個々の行動であり、また集団的な行動です。」と語った。

 同社長は、BSP社の施設がISO14001(環境管理のための国際基準)に対応していると述べた。

「BSP社はまた、大気の質を維持するのに役立つために、年々無駄を削減し、温室効果ガスの排出量を削減するのに一生懸命働いています。しかし、舞台裏で大きな努力もあります。それらの多くは、決して公表されません。BSP社の社員による環境に関する個人的なコミットメントについて、私は非常に誇りに思っています。燃料を節約するためにシャトル・サービスやカープールを設けたり、或いは私達の電気消費量を実際に削減したり、或いは当社の沖合プラットフォームにおけるシフト数を削減したりで、全て省エネに結び付けています。当社の社員は又、専門の環境グループとのパートナーシップに熱心な支持を行っています。」と、同社長は語った。

 同社長は、「過去5年にわたって、BSP社は、多くのグループと一緒に仕事をしてきました。その中には、国際自然保護連合(IUCN)があり、当社が、アンドゥキ森林保護区の生物多様性を保護するのに役立ちました。」と語った。

 BSP社は、スンガイ・セリアや他の重要な地域を保護するために、ウェットランド・インターナショナル社と協力し、また世界野生生物基金プロジェクトをサポートした。  BSP社は、“アジア水鳥センサス(総数調査)”に参加した。これは、ブルネイ・シェル・パナガ自然歴史協会によってコーディネートされた。

「このグループは、素晴らしいサイチョウのような珍しい鳥を保護するために一生懸命仕事をしました。」と、同社長は語った。

 これらの調査では、これらの鳥が実際にセリア・フィールドの上にある樹木が茂った住宅地で安全にいるのを発見した。

 BSP社はまた、ブルネイ沿岸での生命の研究を行い、そして産業一次資源省、UBD、及びISBに技術的サポートを提供した。

 同社長は、「環境に関して私達の最重要パートナーは、ブルネイ政府です。ブルネイ政府は、ブルネイの植物相や動物相の豊富な生物多様性を保護するために、明確な環境規制と方針を構築して、強いリーダーシップを発揮しています。この長年に亘るコミットメントの成功は、ブルネイにおける広い地域の自然の熱帯雨林カバーの顕著な保存によって示されています。この地域は、世界中でもほんの数カ国でしか行われていない偉業の場所です。」と語った。

「BSP社は、ブルネイの豊かな生物多様性及びこの地域の豊かな生物多様性を保護する‘ハート・オブ・ボルネオ’イニシャティブに関して、産業一次資源省とパートナーを組んだ最初の企業です。私達は、政府やコミュニティのグループと力を合わせて、ブルネイ全土に文字通り何千本もの木を植樹しました。今日、この場所で他の人々と同じ様に、私は袖を捲り上げ、私自身何本かを植樹しました。」と、同社長は語った。

 また、同社長は、「グリーン論争は、展望を広げ、また私達のより広いコミュニティからの環境問題に関する新しい洞察を得るためのプラットフォームを提供しました。私達が今日聞く情熱、アイディア、及び説得力ある議論は、私達が環境に対する全てで最大のリスクのうちの一つを防ぐのに役立ちます。:それは、安心感です。」と語った。

(B.B.2010年6月30日)


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