7月15日、スルタン(ハサナル・ボルキア国王)の第64回目の誕生日を祝うパレードを観るために、あらゆる分野から数千人の人々が、タマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)に押しかけた。
昨年の祝賀式典は、新型インフルエンザ(H1N1)の世界的流行のためキャンセルとなった。ブルネイの国民や居住者は、7月15日、このパレードを観るために首都で熱狂した。
学生達や見物人は、誇りを持って、スルタン及びロイヤル・ファミリーの到着を歓迎すべく国旗を振った。
スルタンの前をハジ・アルムタディ・ビラ皇太子兼総理府上級相、モハメッド・ボルキア殿下、ハジ・スフリ・ボルキア殿下、及びハジ・ジェフリ・ボルキア殿下が立ち、そして、スルタンは演壇に上った。
群集は、国歌に敬意を表して動かずにじっとしており、21発の祝砲が放たれた。
パレード参加者及び市民が、スルタンを祝うために一斉に大きな声を上げたので、“威信”の万歳三唱が首都でこだました。
同時に、空では、響きと共に、ヘリコプターが低空飛行でカラー煙を撒き散らしているのを見た。
スルタンは、パレードを査閲するために前に進んだ。パレードは、ロイヤル・ブルネイ国軍、ロイヤル・ブルネイ警察軍、ロイヤル・ブルネイ空軍、ロイヤル・ブルネイ海軍、ロイヤル・ブルネイ国軍バンド、ロイヤル税関局、刑務所局、出入国管理・国民登録局、赤十字、ガールスカウト、全国ボーイスカウト連盟により構成されている。
このイベントに出席している人の中には、ペンギラン・ペンギラン・チェテリア、閣僚、国会議員、副大臣、ペヒン・ペヒン・メンテリ、ハイ・コミッショナー、各国大使、各省庁の事務次官、各局長、及び招待客(後で王宮に招待されている人々)がいた。
このイベントには、国賓も列席された。国賓には、バスマ・ビンティ・タラル・ジョルダン王国王女、トゥン・アブドゥラ・ビン・ハジ・アーマッド・バダウィ前マレーシア首相、ダトゥク・ムサ・ハジ・アマン・サバ州首相、ペヒン・スリDrハジ・アブドゥル・タイブ・ビン・マームド・サラワク州首相、及びレイモンド・リム・シアン・キート・シンガポール第二外務大臣が含まれている。
(B.B.2010年7月16日)
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