ブルネイ・シェル・ペトローリアム社(BSP)は、国家経済の将来に対する称賛リストにおいて更なる第1位を成し遂げた。
先週、BSP社は、アンドゥキ(Anduki)において、14本の一連の探鉱井を掘削する第1フェーズを開始した。S−895井は、アンドゥキ地域での安全祈願式典で本格ボーリングを開始した。これは、BSP社による“ダラト・アーリー・プロダクション・オポチュニティ・プロジェクト(陸上早期生産機会プロジェクト)”(DEPO)として知られている陸上探鉱掘削キャンペーンの開始を意味する。
アワン・ハジ・アブドゥル・ハミド・ダトー・パドゥカ・ハジ・アブドゥラ・ベライト県副知事が、政府要人及びBSP社幹部と共に安全祈願式典に出席した。
Drグラハム・ヘンダーソンBSP社社長は、「BSP社は、当社の陸上資産を開発し続けます。当社は、ブルネイの陸上において、過去25年間で140本以上の井戸を掘削してきました。そして、陸上の生産量は、2007年以降50%増えました。また、このDEPOプロジェクトは、これを更に越えるでしょう。陸上でも沖合でも井戸を掘削することは、BSP社にとって日常的な仕事です。そして、当社の安全かつ環境を配慮したパフォーマンスは、非常に重要です。」と語った。
セリア・ノース・フランク(Seria North Flank)の開発と同様で、DEPOの井戸は、陸上から掘削するが、ターゲットは、浅瀬の海の波打ち際の沖合ブロックである。これらのブロックは、革新的な技術の恩恵を被ることになる。即ち、BSP社は、セリア・ノース・フランクを開発した際に使われたフィッシュフック(釣り針)井戸を採用した。
石油に適格にアクセスするために、フィッシュフック(釣り針)形で逆さまに井戸を掘削するだけでなく、生産を最大にするために、多くの高性能な工夫が施されている。
ヘンダーソン社長は、「このDEPOプロジェクトは、ブルネイの沿岸で、他でも大きな機会を発揮し続けるでしょう。DEPOプロジェクトの一部に、アンドゥキ地域における14本の‘探鉱生産者’油井の掘削が含まれています。これは、1kmも離れていないタンク・グループ31に結びつきます。これは、掘削が成功すれば、直ぐに生産できることになります。」と語った。
DEPOプロジェクトを支援するために、T201陸上リグが、掘削用に使われる。この高性能な資産は、過去2年間セリア・ノース・フランクにおいて使用され、2008年と2009年の“シェル陸上リグ賞”を授与された。アンドゥキ地域での探鉱を成功裡に行なうことにより、BSP社は、同リグが今後何年にもわたって海岸のあちこちで忙しくなることを願っている。
このDEPOプロジェクトの安全祈願式典は、最近成功したセリア・ノース・フランク油田の開発に続きます。セリア・ノース・フランク油田は、現在フル生産をしており、既に5百万バレルの石油を生産している。
(B.B.2010年8月1日)
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