スルタン（ハサナル・ボルキア国王）の同意を得て、ブルネイは、ラマダン月の断食を8月12日（木）から開始すると発表した。

　ラジオとテレビによる発表は、8月10日夜早く、シャリア高等裁判所判事のダトー・スリ・アワン・ハジ・メトゥシン・ビン・ハジ・バキ氏によって行われたと、RTBは報じた。

　シャリア裁判所の判事や宗教省職員、国家イスラム法典説明官局職員、及び開発省測量局職員によって行なわれたイスラム暦1431年ラマダンの新月の観測は、ラマダンの新月を観測できなかった。

　観測は、ジェルドンのブキト・シャバンダル、ブキト・アゴク、トゥトン県のブキト・アンボク、及びベライト県のブキト・ルムットで行なわれた。スナト・テラウィクの祈りが、8月11日に開始される。また、ベルテダルス・セレモニーが、国中の全てのモスクと礼拝所で執り行われる。

　官公庁の就業時間は、ラマダン月の間、午前8時から午後2時までとなる。日給労働者の就業時間は、通常の就業時間より1時間少なくなる。

（B.B.2010年8月11日）

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