ウッド・グループの合弁事業であるSKSウッド社は、2003年以降ブルネイ・シェル・ペトローリアム社(BSP)の沖合での建設・メンテナンスを行なってきたが、この度、アジア太平洋地域で最大の総合サービス契約の一つであるこの契約の2年間延長を与えられた。
この“沖合建設&メンテナンス契約”は、2011年に開始され、BSP社の全ての沖合設備の資産修復を目的としている。
SKSウッド社のウェブサイトによれば、サービスの範囲には、作業準備とスケジューリング、組立て、資機材の取扱、電気と計装、及び沖合での実施が含まれている。
この契約は、約1,200人を雇用するだけでなく、百万人・時間以上の生産的な沖合作業も実施される。
「SKSウッド社のこの地域での存在は、石油ガス産業において労働力としてより多くのブルネイ人を育成することです。契約延長が確認されたので、合計9名のブルネイ人が雇用されました。SKSウッド社の雇用登録者は総勢14名となりました。」と、ウェブサイトに記している。
「この契約延長は、より多くの作業の実施を伴い、その結果としてより多くのブルネイ人の雇用機会を創造し、またブルネイ・サプライ・チェーンのパートナー強化を創造します。この契約延長は、他のブルネイ企業に対してスピンオフを生み出し、それらの企業は、これらの活動をサポートするためのサプライヤーとサービス・プロバイダーとして働きます。そして、この契約延長は、ブルネイ人のスキルとビジネスの持続性を確実にします。」
ウッド・グループのボブ・ビーヴァス地域担当取締役は、「BSP社が、当社を契約延長の相手先に選んだことを嬉しく思っています。この契約は、ウッド・グループのアジア太平洋地域における活動の基本となっています。そして、BSP社とのしっかりした関係を反映しています。」と語った。
SKSウッド社は、シャリカット・ケジュルテラン・システマティク社、ペトロコン・ウタマ社、及びウッド・グループ(売上高50億ドル以上の国際エネルギー・サービス企業)から成る合弁会社である。
(B.B.2010年8月13日)
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