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以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

王宮におけるハリラヤ初日(2011.09.05/社会)

 8月31日、スルタン(ハサナル・ボルキア国王)とサレハ王妃は、ハリラヤ大祭を祝うために、イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)において、VIPゲストのために特別なハリラヤの集まりを主催した。

 このイベントは、レセプション・ホールを満たした豪華な食べ物と一緒に、出席した人々だけでなく、花の装飾、輝かしい明かり、王室大砲のレプリカからの慌ただしい色で満たされて、本当に目を見張る光景だった。

 スルタンは、アルムタディ・ビラ皇太子兼総理府上級大臣、モハメッド・ボルキア殿下、スフリ・ボルキア殿下、ジェフリ・ボルキア殿下、アブドゥル・マリク王子、アブドゥル・マティン王子、及びアブドゥル・ワケル王子を伴ってイベント会場に到着した。

 明るいピンク色のバジュ・メラユ(伝統的なマレーの衣装)を着て、スルタンは、ロイヤル・ファミリーと共に微笑みながら、また男性ゲストに挨拶をしながらレセプション・ホールに入場した。

 ゲストは、国会議員、閣僚、外交団、政府高官から成っており、一列に並び、慈悲深いスルタンとロイヤル・ファミリーに個人的にハリラヤ大祭のお祝いを述べる機会を熱心に待っていた。

 イベント会場での女性ゲストは、王妃、サラ皇太子妃、ザリア夫人、ファイザ夫人、スルタンの娘達、及び他のロイヤル・ファミリーの挨拶を受けた。

 ゲスト達は、正装やそれぞれの国の伝統衣装を身に着けて、ロイヤル・ファミリーにお祝いを述べ、簡単な会話をしたり、歓談したりした。その後、王宮のシェフがテーブルの上に用意した食べ物を堪能した。

 レセプション・ホールに用意された様々なテーブルの上での贅沢なメニューは、羊肉、牛肉、ロブスター、カキ、サーモン、寿司、多数のデザート等で、全てロイヤル・ファミリーのハリラヤ・ゲストを喜ばせるために用意されたものである。

 新任のダニエル・シールズ米国大使は、イベント会場で小紙に、「ブルネイのハリラヤは、本当にカラフルで、歓迎イベントです。それは、非常にお祭り気分です。」と語った。

「私は、このようのことを経験したのは初めてです。米国には、7百万人のイスラム教徒がいますが、エイドのお祝いは、ここほど大きくありません。ここでは、国中が楽しんでいます。」

「私は、ここにいて非常に幸せです。この国は、慣習の中心です。」同氏は付け加えた。

 ブルネイに滞在中に何をする予定かについて尋ねられると、同氏は、「わが国のブルネイとの関係は、既に非常に良いです。そして、私達は、教育交流での関係を更に深めたいと願っています。」と語った。

 ヘルムート・ドマス駐ブルネイ・ドイツ大使代行は、本紙に、「ハリラヤをお祝いすることは、もしあなた方がドイツにあるイスラム・コミュニティと非常に密接な関係でない限り、あなた方は確かに知らないか、或いは参加することがないでしょう。従って、これは、ブルネイにおいて経験する非常にわくわくして、非常にカラフルで、かつ非常に心の温かい祝祭です。」と語った。

「それは、素晴らしい慣習です。あなたが知っている人々全て、あなたの友人、隣人、及びパートナーは、スルタンが王宮をオープンにしたように、彼らの家をオープンにします。それは、素晴らしいことです。」

 ファハド・アル・ハマル・カタール代理大使は、本紙に、「ブルネイでは、私達は、よりくつろいだ気分です。というのは、エイドにおける伝統と祝賀は、殆ど同じだからです。」と語った。

「わが国では、午前中オープンハウスをしますが、ブルネイのように1ヶ月間はしません。私達は、ほぼ1週間お祝いするだけです。それで、お祝いは殆ど同じですので、私達はホームシックになりません。私達は、実際に自分の国にいるような感じです。」

 トゥルキィ・アル・メクラド・クウェイト大使代行は、「これは、わが国と同じです。唯一の違いは、ここではお祝いが1ヶ月間続くことです。ここでは、1ヶ月間は、あなたが誰でも訪ねるためのより多くのオプションがあることを意味します。これは、あなたが誰も会い損なうことがないことを意味します。」と付け加えた。

 9月1日、王宮は全ての人々に扉を開いたので、王宮におけるハリラヤの集まりは、ブルネイにいるVIPのみならず、一般市民にも毎年非常に期待されている年中行事である。

 毎年、何万人ものブルネイ国民、居住者、及び外国人旅行者が、ロイヤル・ファミリーと握手を交わし、ハリラヤのお祝いを個人的に言うために、王宮に押しかける。

(B.B.2011年9月2日)


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