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以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

エネルギー安全保障、気候変動が、経済成長における重要な挑戦(2011.11.07/経済)

 11月5日、総理府エネルギー局が、表題に対処するセミナーを開催したので、東南アジアにおけるビルディングの省エネルギーが中心となった。

 “ビルの省エネルギー推進事業(PROMEEC)セミナー/ワークショップ2011”と呼ばれるこのイベントは、ブルネイ・ホテルで開催された。そして、主賓として、アザル・ビン・ヤヒヤ総理府エネルギー局事務次官代理が出席した。

 このセミナーのオープニング・セレモニーで、同事務次官代理は、「エネルギー安全保障及び気候変動が、経済成長と繁栄を維持するための2つの重要な挑戦となりました。」と語った。

 同事務次官代理は、「従来のエネルギーに関する環境上、安全保障上、及び経済上の懸念が高まって、省エネルギーが、現在エネルギー安全保障を強化し、かつ気候変動に対処するのに最も費用対効果の良い方法として見られています。」と語った。

 同氏は、「エネルギー効率の改善は、エネルギー安全保障を達成し、ビジネスの生産性を向上させ、そして温室効果ガス排出量を軽減するための多くの費用対効果の機会を提供します。」と語った。

「現在、ブルネイは、同国の省エネルギー(EEC)プログラムとイニシャティブを鋭意追求しています。私達は、この分野で、特に家庭とビルでのEECで、幾つかのプロジェクト提案を受けています。」と、アザル氏は語った。

「EEC対策は、まだ国内で広く実行されていませんが、あなた方の継続的な努力が、エネルギーを減らすという私達の目的と私達のリーダーの見解を達成するのに役立つと願っています。」

 アセアン省エネルギー推進事業(PROMEEC)について、同氏は、「私達の活動は、持続可能な方法で、より効率的にエネルギーを管理する理解を深め、能力育成を強化するための最善のやり方とともに、省エネルギー対策とテクノロジーの普及を援助しました。」と語った。

「このセミナー/ワークショップのような能力育成活動は、エネルギーの持続可能な使用についての認識を強め、見通しを広げるのに役立つでしょう。」と、同氏は語った。

 オープニング・セレモニーでは、財団法人省エネルギーセンター(ECCJ)の牛尾好孝技術協力部長も基調演説を行った。

「今年の3月11日に起きた東日本大震災から7ヶ月以上が経過しました。日本国民を代表して、私は、この大震災による巨大な被災からの復旧と復興のために、ブルネイ及び他のアセアン諸国からの暖かく親切なご支援を頂き、深謝申し上げます。」と語った。

 このセミナー自体に関して、牛尾氏は、「ブルネイにおけるこのセミナー/ワークショップが、ビルディングの省エネルギーと関連政策に対する将来の努力を議論し、そして国民と機関の間で個人のネットワークを確立するために、参加者と技術的・実用的情報を共有する良い機会を提供すると、私は思っています。」と語った。

「私達は、このセミナー/ワークショップが、成功すると思っています。そして、省エネルギーのローカル条件に合う新規で、適用できるアイディアと方向付けを創ると思っています。」

 牛尾氏は、「日本の専門知識が、アセアン諸国の活動に橋をかけることができ、また省エネルギー対策の実施と普及のための技術的・実用的インフラを強化することに貢献できると願っています。」と語った。

 11月5日のセミナーでは、エネルギー問題について幾つかの考え方を共有するために、アセアン・エネルギー・センター(ACE)、ECCJ、エネルギー局、及びAEC社といった様々な機関から招待された代表者や専門家が参加した。

 第一セッションでは、省エネルギーに関する政策、プログラム、及びイニシャティブを扱い、第二セッションでは、ビルディングにおける最善の方法を討議し、そして、第三セッションでは、省エネルギー・テクノロジーを取り扱う。

(B.B.2011年11月6日)


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