ACB、国際生物多様性の日を祝う(2017.05.26 | 観光

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

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東南アジア諸国連合生物多様性センター(ACB)は、昨日、国連の定めた国際生物多様性の日を祝った。

今年の記念行事は「生物多様性とサステイナブル・ツーリズム」をテーマとし、サステイナブル・ツーリズムが経済成長とともに、生物多様性の保全と持続可能な活用に重要な貢献をしていることについて意識を啓発する取り組みに重点を置いている。

絵のように美しい自然遺産の宝庫であるアセアン地域は、バックパッカー、冒険を求める人々、そして観光客にとって主要な旅先の1つとなっており、ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ及びベトナムで、豊かな生物多様性、驚くべき景観、そして息を飲むような海景を堪能することができる。

アセアン地域の観光地の中には、38のアセアン遺産公園がある。これは、アセアン地域に分布する代表的な生態系と種を完全な形で保全するため、高レベルな保全が重要視されている保護区域である。

アセアン加盟10ヶ国はこうした場所を通してアセアンの自然遺産の保護を促進している。加盟国は、アセアンの人々に豊かな自然遺産について広く周知し、保全を促進し、誇りと楽しみを感じてもらえるようアセアン遺産公園のプログラム推進に取組んでいる。

生命を維持する上で重要なこれらの生態系は加盟国に共通の課題を提示し、それにより、加盟国はより良い環境保護を図るとともに、共有資源の持続可能な管理に対する責任と指導力を発揮すべく、団結を強めてきた。アセアン遺産公園プログラムの目的の1つは、同公園内でのレクリエーション、ツーリズム、エコツーリズムを促進するところにある。

国際生物多様性の日において民間セクターに求められているのは、以下のさまざまな活動のスポンサーになることによりアセアン遺産公園プログラムを承認し、自然遺産の保全を支援することである。公園管理者やレンジャー(公園保護官)に対する研修、必要性の高いインフラの整備、情報提供・教育・啓発活動に対する支援、そして公園業務従事者向け輸送手段の提供により、アセアン遺産公園とアセアン地域における生物多様性保全の取り組みは大きく改善されることとなる。

こうしたアセアン遺産公園についてもっと知ることと、貴重な自然がもたらすに違いない多くの素晴らしい体験をすべての人々に薦めたい。

観光客は、こうした公園区域内に見られる自然の生息環境や野生動物を尊重し、責任を持ってごみを処分し、現地に生きる人々の地域社会を尊重にし、自然に優しい宿泊施設を選択することにより、環境の十全性を維持する役に立つことができる。

(B.B. 2017年5月23日)