ブルネイの燃料消費量は、今後5年間で毎年2%ずつ増加する予定であり、そしてブルネイは、万一の供給中断の場合でも賄うのに十分なストックを持つことを確実にするため、2月7日ブルネイ・シェル・マーケティング社(BSM)は、ムアラ・ターミナルにおいて、BSM社の新しい数百万Bドルの貯蔵タンク・プロジェクトの建設を開始した。
2013年第一四半期に完成する予定であり、それが完成すると、直径33メートル、高さ15メートルの新しい貯蔵タンク2基が、ブルネイ全体の備蓄能力を25日から31日に改善するのを助けることになる。
各貯蔵タンクは、最大12,000立方メートルの燃料を貯蔵できるので、BSM社にとってガソリンやディーゼル油を貯蔵するのに最大の貯蔵タンクとなるだろう。そして、それは、ブルネイ全体の貯蔵能力をアップさせ、また大きくなる輸入サイズを収容するBSM社の能力を高めることができる。
新しいBSM社の貯蔵タンクの建設は、ダトー・マツァテジョ・ソキアウ総理府事務次官によって、正式に開始された。
モハメッド・スフリ・スライマンBSM社長は、スピーチで、「これは、BSM社設立後、BSM社で初めて3千万Bドル以上の投資を必要とする最大のプロジェクトです。」と語った。
「2基の貯蔵タンクを建設する契約は、2011年8月に、石井鐵工所とSKS社の合弁会社が落札し、2013年第一四半期に運転開始の予定です。」旨、同社長は明らかにした。
同社長は、石井鉄工所の信用について触れ、「日本の石井鐵工所は、1900年に設立された、国際的に十分実績のあるタンク製造会社です。石井鐵工所は、世界中で2,000基を超えるタンクを製造しており、その中には、セリア原油ターミナルにある幾つかの輸出用貯蔵タンクも含まれています。」と語った。
同社長は、「このプロジェクトの主な目的は、ブルネイのエネルギー不測事態対応計画を満たし、またブルネイが、供給中断、特に過去5年間に増大した需要に対応するのに十分なストックを持つために、ブルネイ全体のストックを持つことです。」と語った。
同社長は、「このプロジェクトの恩恵には、運賃の節約をもたらすより大きなサイズでの燃料輸入をするための追加の貯蔵タンクを含みます。より大型船の傭船はまた、ムアラ・ターミナル・ジェティでの混雑を軽減します。そして、それは潜在的に滞船を回避します。」と語った。
BSM社長は、「この新しい貯蔵タンクの建設において、私達はまた、安全と環境保護に対する最新の基準を持たすデザインを考慮しました。ブルネイ・シェル合弁会社にとって、環境を保護することは、コア・ヴァリュー(中心となる価値)であり、真のビジネス・プライオリティ(ビジネスにおける優先事項)です。」と語った。
スピーチ終了後、ダトー・マツァテジョ事務次官は、基礎を築いて、建設を正式にスタートさせた。
この後、同プロジェクトの展示を視察した。
インタビューにおいて、モハメッド・スフリ社長は、「このプロジェクトの基本的なファンダメンタルは、ブルネイ・シェル・マーケティング社が、製油所の製品をブルネイ全体で31日間備蓄をする責任を持つということです。この新しい貯蔵タンクの建設は、不測事態対応計画の一環です。これらの2基の新しい貯蔵タンクは、国家備蓄を25日から31日に改善するのに役立ちます。」と語った。
同社長は、「このプロジェクトは、需要が毎年2%ずつ増加している国全体の需要を満たすことです。それ故、私達は、より大きな貯蔵タンク施設を準備しているところです。ビジネスは成長しており、また需要は伸びています。それで、私達は、より大きな貯蔵能力を備えなければならないと思います。」と語った。
国家の要求を満たすための進行中の他のプロジェクトに関して、同社長は、「ムアラ・ターミナルで、より大きな能力とより優れたテクノロジーを備えたガントリー・ローディング(移動起重機式の揚げ荷)設備の拡充を行なっています。そして、ブルネイに入港してくるより大きな船舶の能力を満たすためにムアラ港におけるジェティ(埠頭)の統合を行なっています。」と語った。
(B.B.2012年2月8日)
















