ムアラ港は、大型客船によるブルネイへ寄港する乗客や乗組員の数が順調に伸びている。
2月19日朝、もう一つの大型客船MS“飛鳥Ⅱ”号が、シンガポールからムアラ港に到着した。同船は、800名の旅行客と500名の乗組員を乗せて、ブルネイへの処女航海をした。
ムアラ港では、ヘルミ・タリブ港湾局長代行が乗客と乗組員を出迎えた。また、港湾局幹部、ブルネイ政府観光局幹部、及びジャスラ・ハリソンズ・シッピング&エージェンシー・サービス社役員も出席した。
幹部並びにプレス関係者は、同船上に乗る機会を得て、同船の諸設備を視察した。この訪問のハイライトは、ヘルミ・タリブ港湾局局長代行と浅井壽船長との間の記念品交換であった。
MS“飛鳥Ⅱ”号は、総トン数50,142トン、全長240.96メートルで、1990年に建造された。同船は、日本郵船株式会社が所有し、運航している。同船は、当初、クリスタル・クルーズ社の“クリスタル・ハーモニー”号として三菱重工業株式会社長崎造船所で建造された。2006年、“クリスタル・ハーモニー”号は、クリスタル・クルーズ社の船隊からクリスタル・クルーズ社の親会社である日本郵船株式会社に譲渡され、現在の船名で就航した。2009年2月現在、同船は、日本籍で最大の客船である。
MS“飛鳥Ⅱ”号の特徴は、8層の乗客がアクセスできるデッキを有している。同船は、プール2ヶ所、バー8ヶ所、カジノ1ヶ所、及びフィットネス・センターがある。また、収容人員277名の劇場もある。客室数は461室で、そのうちの260室はプライベート・バルコニーがあり、またインドア・キャビンは19室ある。
同船は、同じ日(2月19日)の午後5時にブルネイを出港して、次の寄港地であるマニラに向った。
浅井壽船長によると、船上にいる大部分の乗客は日本人であり、また何人かはブラジル人である。同船長は、「ブルネイ停泊中に、一部の乗客は、観光名所を訪問したり、ゴルフを楽しんだりしました。」と語った。
同船長は、「この船は、日本を出港し、中国、ベトナム、タイ、シンガポール、及びブルネイを回って、フィリピンと台湾に寄港して、最後に日本に戻ります。合計33日間のクルーズです。同船は、かなり忙しい船旅です。」と語り、また、「ブルネイで、新しくて、興味深いものを見つけることができて満足です。」と付け加えた。
港湾局によると、2006年から2010年まで、ムアラ港は、大型客船のブルネイ寄港数が順調に伸びてきた。2009年には、24隻の大型客船が寄港し、20,599名の乗客数と33,860名の乗組員を記録した。2010年には、港湾局は、34隻の大型客船、乗客数33,860名、乗組員数14,310名を受け入れた。これは、2009年に記録した大型客船数と比較して42%の増加となった。
しかしながら、2011年には、21隻の大型客船数、19,151名の乗客数、及び7,789名の乗組員数となり、2010年に比べて38%減少した。今年の1月から2月15日までで、港湾局は、5隻の大型客船を受け入れた。
通信省港湾局は、ムアラ港に寄港する大型客船を歓迎している。
大型客船がブルネイへ寄港することによって、ブルネイを訪問する旅行者が増え、また国内の貨物会社、海運会社、旅行代理店、並びに他の関連ビジネスに対するより多くのビジネス機会を作ることになる。
港湾局は、ブルネイ政府観光局と密接にワークし続けており、共同でマーケティングや販売促進を行なっている。その中には、「東南アジアや世界中の外国人にもっとブルネイを訪問してくれるようにするために、印刷物、パンフレット、及び販売促進グッズが含まれている。
港湾局はまた、海上の安全と治安面の重要性を忘れることなしに、多くの大型客船がもっと頻繁にムアラ港に寄港するために、大型客船の所有者や海運業者との交渉をする努力を続ける。
ジャスラ・ハリソンズ・シッピング&エージェンシー・サービス社のジュマト・ラミト海運担当役員は、「もう一隻の大型客船であるMS“ノーティカ”号(乗客数:約666名)が、2月20日に、コタキナバルからブルネイに到着します。そして、同日午後8時にベトナムに向けて出港する予定です。」と語った。
(B.B.2012年2月20日)





