社会

世界中を自転車で巡るのは決して楽な旅とは言えないが、坂本家の4人はそのチャレンジを今年も続けている。

今回の旅は「坂本家6大陸大冒険」と名付けられた中の一つで、8月11日の朝、ブルネイに入国した。

ネパールを出発点とし、坂本家(坂本達氏、妻、息子2人)はマレーシアから国境を越えて初めてブルネイを訪れた。

Sunday Bulletin は坂本家から旅の様子について話を聞くことができ、坂本達氏はネパールからブータン、西マレーシア、シンガポールへと続いた道のりを説明した。「シンガポールから飛行機でクチン(東マレーシア)へ行き、そこからブルネイを目指しました。」

坂本氏によると、今回の旅は8年かけて6大陸を自転車で巡る「坂本家6大陸大冒険」の一つで、今年は4年目を迎え、7月に旅を開始した。「昨年は北アメリカ、その前年はヨーロッパ、さらにその前年はニュージーランドを巡りました。そのニュージーランドから今回の旅が始まりました。」

家族一緒に世界中を自転車で旅しようと考えた理由を尋ねると、坂本氏は20代の頃に同じような旅をしたことがあり、その時に経験したことを家族にも味わって欲しいと思ったからだと言う。「もちろん、子供を連れて旅行するのは簡単ではありませんし、海外では危険にさらされる可能性が非常に高いです。しかし、この旅から得られる経験は、私たち家族にとってかけがえのないものとなると信じています。」

Page-10-a_120818坂本家

 

Page-10-b_120818クアラブライトでサイクリストと一緒に写る坂本家

 

坂本氏は20数年前に東南アジア青年の船(SSEAYP)でブルネイを訪れたことがあったが、妻や2人の息子たちは今回が初めてだった。

「滞在する先々の国で、親切に手を差し伸べてくれるフレンドリーな人たちがいなければ、このような旅行は難しいでしょう。」と、坂本氏は現地の親切な人たちを思い出しながら語った。その一人がサイクリングと旅を熱烈に愛するJeffrey Chong氏で、彼は坂本家のブルネイ旅行をサポートしてくれた。

「Jeffreyとは知り合いではなかったのですが、サイクリングに対する共通の情熱を抱いており、彼や他のサイクリストも私たちの旅を助けてくれました。」

短期間であったにもかかわらず、坂本氏がブルネイで出会った多くの人々は、とても親切だったと言う。「ブルネイという国だけでなく、ブルネイの人々と文化について学ぶことができる貴重な機会になりました。」

また、金銭的なことに加えその他多くの面でも、坂本家をサポートしてくれたブルネイのサイクリストに心からの感謝の気持ちを表した。朝食をふるまってもらったことや、クアラブライトの住民が一家の自転車のうち一台を修理してくれたことを思い返した。

坂本家と同じように、世界中を自転車で旅することに興味を持っている人に向けてどのようなことをアドバイスするかSunday Bulletinが尋ねると、坂本氏は、友人、家族、現地の人々のサポート無しに、世界中を自転車で旅する夢は叶えられなかったと語った。「自分がしたいことについて他の人にそのアイデアを話すことは重要ですが、他の人からのサポートと、それを実行するという強い意思も重要です。夢を持てれば、それは実現できます。」

今後、数日間はブルネイ・ムアラ地区を巡る予定で、その後、フェリーでラブアンからコタキナバルへ向かい、そこで今年の旅を終えることにしている。

(B.B.8月12日)

ブルネイ国民から生き生きと溢れ出るハサナル・ボルキア国王への愛と忠誠心、並びに強い愛国心が、美しく装飾された首都に満ち溢れた。7月15日、タマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)でハサナル・ボルキア国王の72歳の誕生日祝賀会が華々しく始まり、数千人の人々が伝統的な祝賀パレードを見物した。

愛国心に満ちた壮大な雰囲気の中で、全4県から集まった数百人の生徒たちは早朝6時30分にはメインロードに沿って整列し、中央公園へ向かう国王とロイヤルファミリーに向けて、ハドラドラムの音に合わせて小さな国旗を嬉しそうに振った。

国王が祝賀会会場に到着すると、21発の祝砲と会場の背後で鳴り響く国歌が国王を迎え、72歳誕生日祝賀会の開始を告げた。

アラムダディ・ビラ皇太子兼総理府上級大臣、モハメッド・ボルキア殿下、スフリ・ボルキア殿下、とジェフリ・ボルキア殿下が国王に同行した。

国王は、ロイヤル・ブルネイ陸軍、ロイヤル・ブルネイ海軍、ロイヤル・ブルネイ空軍、ロイヤル・ブルネイ警察軍、さらに制服姿の政府機関や団体のメンバー、これら7,746人から成る儀杖兵を閲兵された。

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祝賀パレードで儀杖兵を閲兵される国王

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祝賀パレードをご覧になるハサナル・ボルキア国王

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祝賀パレードの会場で 、ハサナル・ボルキア国王、アラムダディ・ビラ皇太子兼総理府上級大臣、モハメッド・ボルキア殿下、スフリ・ボルキア殿下、とジェフリ・ボルキア殿下

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タマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)の中を進まれる国王

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タマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)の中を進まれる国王

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写真上下:タマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)でロイヤルファミリーの玉座の前を行進する制服姿の職員

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沿道に並んで小さな国旗を振りながら国王とロイヤルファミリーを歓迎する生徒たち

国王の誕生日を祝うため制服姿の儀仗兵が整列して行進する中、首都には歓喜の声が鳴り響いた。

祝賀パレードのハイライトとして、Pengiran Mohammad Shamsul Reza bin Pengiran Dato Paduka Haji Tengah 中佐の指揮による緩急をつけたマーチングドリル(鼓笛隊のドリル) が行われた。

制服姿の儀仗兵が行進しながらダウラト・ケバワ・デュル・トゥアン・パティクを3回繰り返し唱え、その声が中央公園に鳴り響き、壮大な愛国心の表現は頂点に達した。それは愛国心と、国王に対する祝賀会参列者の団結した忠誠心を表していた。

祝賀会を締めくくったのはロイヤル・ブルネイ空軍による中央公園の上空飛行で、数千人の人々は飛行機が空にカラフルな煙の軌道を描く様子に驚きつつ、楽しみながら見物していた。

誕生日祝賀会をさらに盛大なものにしたのは、国王の特別ゲスト、各国の要人、草の根運動のリーダー、その他著名人たちで、各自の地位や立場を示す伝統衣装を身につけていた。

この伝統的な祝賀パレードは、多くの誕生日祝賀行事の中で最初の行事であり、お祝いムードを高める役目を果たしている。この他には、全4県に住む市民とその他の居住者が楽しみにしている集まりやジュンジュン・ジアラ(Junjung Ziarah)のセレモニーなどがある。

(B.B.7月16日)

 

ハサナル・ボルキア国王は政府を代表して日本の安倍晋三首相と日本の国民に対し、最近、西日本の各地で発生した大雨と破壊的な洪水による被害に対するお見舞いのメッセージを伝えた。

このメッセージの中で、国王は今回の災害で犠牲になった人々、並びに甚大な被害について深く心を痛めているとのお言葉を寄せている。

ブルネイ政府とブルネイ国民を代表して、国王は日本政府と国民に対して、特にこの災害で被害にあわれた方々に対して、深い哀悼の意を表明された。

(B.B.7月12日)

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日本の一般財団法人 放送番組国際交流センター (JAMCO) は7月9日、防災や環境への認識を高める番組やドキュメンタリーなど21番組を国営放送であるラジオ・テレビ・ブルネイ(RTB)に贈呈した。

首都にあるRTBのビルで行われた贈呈式では、加藤元彦駐ブルネイ日本国大使がRTBのムハンマド・サフィアン局長にテレビ番組を贈呈した。

これに加え、在ブルネイ日本国大使館は外務省が作成した日本の文化、自然、科学技術、観光などを包括的に紹介したさまざまな番組を提供している。

贈呈されたテレビ番組の中には、子どもたちに災害を生き抜く知識を楽しくつける番組の「シンサイミライ学校」や、自然災害が起こるメカニズムをよりよく理解することにより、地震、雷雨、台風などに遭遇した際にどうやって自らを守るかを児童に考えさせる「地球の声を聞こう」、地球温暖化に焦点を当てて環境問題についての議論を促進する「ど~する?地球のあした」、海洋生物研究を取り上げた「情熱大陸・海洋生物学者 渡辺佑基」などがある。

また、「NNNドキュメント’11 津波にのまれた女将」や「イチゴがつなぐ家族の絆」、「三陸カキ 真の復興に挑む」など、復興の厳しい道のりを歩いてきた東日本大震災の生存者を取り上げたドキュメンタリーも含まれている。

在ブルネイ日本国大使館とJAMCOはRTBがこのような日本のテレビ番組を放映することにより、防災や環境問題を減らす取り組みの重要性をブルネイ国民に広く訴えることに貢献し、また、国際的な協力関係が促進されることを期待している。また、ブルネイの人々が日本に対して、幅広い分野で興味を抱くようになることも期待している。

JAMCOは1991に、 国際的な相互理解を促進し、世界の放送業界に貢献するという目的で設立された。 当初は日本の公共放送であるNHKと民放テレビ局からの出資で設立された。創設以来、12,000本を超える番組が96か国に提供された。

(B.B.7月10日)

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日本企業である日建設計シビル(NSC)は、ブルネイの緑の宝石として知られるテンブロン地区の一部を環境にやさしい街にする計画をしている。これにより、観光地としての魅力がさらに高まることが期待される。

このテンブロン地区の開発計画は7月5日、the Ambassador of Japan to Brunei Darussalam Motohiko KatoがJerudong International School (JIS)で開催された一連のイベントである「日本体験プログラム」の修了式で行った「日本のエネルギー・エコ政策」と題した講演の中で明らかになった。

加藤大使は、「ブルネイと日本がこのようなプロジェクトで協力し合うことが、新たなエネルギー資源と持続可能な生活の可能性を最大化してくれるのです。これにより、両国は新たにクリーンな再生エネルギーの時代に移行できるのです。」と述べた。

大使はその後、世界初となるグローバル規模の水素サプライチェーンの一環として千代田化工建設、三菱商事、日本郵船(NYK)がブルネイ・ダルサラームに水素プラントを建設している実証事業について述べた。

「日本では水素の需要が大きく伸びています。日本の企業はブルネイ・ダルサラーム政府と協力して、天然ガスから水素を生産するプロジェクトをまさにスタートさせようとしています。生産された水素は液体水素の状態で日本に輸送されるのです。」

大使はまた、「このプロジェクトはまだ実証段階ですが、大きな可能性を秘めており、間もなくフルスケールの運用になる見込みです。」と述べている。 加藤大使はまた、ブルネイが日本のエネルギーの安全対策に貢献していることについて感謝の意を述べた。

「日本の三菱商事は1972年に液化天然ガス生産工場を建設し、生産したガスを日本に輸送し始めた時から、ブルネイ政府及びシェル・ブルネイと協力しています。」と加藤大使は述べ、「ブルネイで生産される液化天然ガスの65%が日本に輸出されているのです。」と付け加えた。

また、日本では、「トヨタ自動車はすでに水素を燃料とする車を一般に販売しています。この水素燃料電池自動車は日本語で「未来」を意味するMIRAI」という名前であり、車体に水素タンクを搭載して水素と酸素の化学反応により作られる電気で走ります。二酸化炭素は全く排出せず、水のみを排出します。」と大使は述べた。

日本政府はすでに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでアスリートの移動手段として、水素燃料電池自動車を街中に走らせることを検討している。また、新幹線より早い乗り物であるリニアモーターカー(LMC)の建設も始まっている。これは金属の線路がなく、磁気浮上技術で軌道から5インチ(12.5)浮上して走る、と加藤大使は付け加えた。

(B.B.7月7日)

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U14ブルネイ代表サッカーチームとU12のProjek Ikan Pusu(PIP)の選手たちは、日本のプロサッカーリーグJ2に加盟するレノファ山口FCの所属コーチから指導を受けている。

ブルネイ・ダルサラーム全国サッカー協会(NFABD)の人工芝フィールドにて開催された今回の指導会は国際交流基金アジアセンターと日本プロサッカーリーグ(の協力のもと、開催されている。

加藤 元彦駐ブルネイ日本国大使は6月23日にフィールドを訪れてブルネイ・ダルサラーム国と日本のスポーツ交流プログラムを視察し、若きサッカー選手たちを激励した。

加藤大使は「日本を含むアジアでサッカーは非常に人気の高いスポーツです。日本代表チームは現在ワールドカップで善戦していますが、我々は日本のこれまでの経験と培ってきた技術をブルネイの選手たちにもお伝えしたいと思っています。」と述べた。

「ブルネイと日本の関係は非常に重要なものであり、在ブルネイ日本大使として、私は若者の交流プログラム、特にスポーツを通じたものを重要視しています。なぜなら、両国関係の未来は若者の肩にかかっているからなのです。」

加藤大使はまた、JENESYSプログラム(21世紀東アジア青少年大交流計画)を介して、サッカー、ラグビー、柔道の若い選手たちを日本に招待していること、また日本の若手バドミントン選手が最近、ブルネイを訪れて親善試合を行ったことを紹介した。ブルネイはまた柔道の全国連盟を設立しており、日本からの柔道指導者も現在ブルネイを訪れている。

加藤大使は、「ブルネイで現在行われている数多くのスポーツを、特にブルネイで非常に人気のあるサッカーを後押しするために、できることは何でもするつもりです。個人的には、若者の間にサッカーを広げていく余地がまだあると思っています。」と付け加えた。

2015年からNFABDに長期派遣されている藤原孝雄と短期プログラムで訪れるコーチの指導の下、若手サッカー選手はプロサッカー選手になる意欲を持ち始めている。

様々な指導に取り組む中で、藤原監督は「若きサッカー選手たちがプロになるという自らの夢をかなえることができればと願っています」と述べた。

レノファ山口の高橋理文コーチと大滝徹コーチは6月25日までブルネイに滞在し、子どもたちを指導する。

この3日間のセッションを通じて、ユースチームのメンバーは新しいアイデアに接し、ゲーム運びに関する革新的な方法を身につけ、プレーヤーとして一段と進化することが期待されている。

加えて、ブルネイの若い選手やコーチが日本のコーチと交流して、ブルネイと日本の親交がさらに深まるよう、お互いを理解しあう関係を築くことも期待されている。

(B.B.6月24日)

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ブルネイ・ダルサラーム国で最も利用されているソーシャルメディアサイトはFacebookで、 月間アクティブユーザー数は41万人に達し、そのうち85%が携帯電話を使ってFacebook にアクセスしている。

We Are SocialおよびHootsuiteが最近発表した最新の「Digital, Social, Media 2018, Southeast Asia」レポートによると、プロフィールを男性として登録している人の割合は、女性とする44%を上回り、56%となった。

一方、Instagramの月間アクティブユーザー数は21万人で、男女の割合は女性53%、男性47%となり、こちらは女性の利用が男性を上回っている。

また、We Are SocialおよびHootsuiteによると、携帯電話を使ってこれらのソーシャルメディアにアクセスするユーザー数の合計は53万4,400人となっている。

携帯電話から利用する人の割合は総人口に対して124%に達する。ソーシャルメディアのアクティブユーザー数は41万人で、人口の95%に上る。携帯電話からアクセスするアクティブユーザー数は35万人で、人口の81%となっている。

「ブルネイ」という言葉は昨年度、Google、「Facebook」や「YouTube」が続いて上位に入った。

2018年1月における国内のインターネットおよびソーシャルメディアのアクティブユーザー数は、昨年の同期間と比べ11%増加した。携帯電話を使ってソーシャルメディアにアクセスするユーザー数も6%増加した。

Hootsuiteによると、東南アジア地域はインターネット、デジタル、ソーシャルメディア、携帯電話の各分野において急速な成長を遂げている。2018年1月時点でのインターネットユーザーは3億7,000万人以上に上り、地域内のほとんどの国では大半の分野で2桁成長を示しており、デジタル分野は急成長を続け多くの関心を集めている。

地域全体を一つのブロックとして、東南アジアは膨大な数のデジタルユーザーを再編成し、世界をリードするグローバルマーケット(米国、ヨーロッパ諸国、中国など)と肩を並べるレベルまで成長させ、あらゆるデジタル分野(インターネット、ソーシャルメディア、携帯電話、携帯電話を使ったソーシャルメディア)の利用につなげていくのである。

しかし、よりいっそう目覚ましいのはこの地域におけるユーザー数の増加で、すべての分野で2桁の高い成長を見せている。レポートによると、このような増加は主に2018年に見られ、デジタル分野に関するインフラを整備拡大したことが、東南アジアにおけるインターネットと携帯電話の接続向上につながった。当地域のインターネット普及率は58%、ソーシャルメディア普及率は55%、携帯電話の普及率は141%となっている。

今後さらに数年間は、このような成長がこれまでと同様のトレンドで続くと考えられる。増加を続ける膨大な数のデジダルユーザーは、東南アジアにおけるマーケティングの新たな方法を示し、急速に成長しているこの地域の電子商取引を拡大させながら、デジタルビジネスの成長を支え、さらに多くのオンラインビジネスを惹きつけていく、とレポートは付け加えた。

(B.B. 5月19日)

アラムダディ・ビラ皇太子兼首相府上級大臣は、ハサナル・ボルキア国王72歳誕生日祝賀のための全国実行委員会のパトロンとして、5月15日、Jalan Perdana Menteriにある首相府で開かれた第2回目の会議に出席された。
ビラ皇太子は、儀典長で全国実行委員会のアドバイザーも務めるペンギラン・アナク・ハジ・アブドゥル・アジズと、内務省大臣で全国実行委員会の議長であるペヒン・アブ・バカール・ビン・アポン内務大臣に迎えられた。その後、全国実行委員会のメンバーと一緒に写真撮影に臨まれた。
ペヒン・アブ・バカール・ビン・アポン内務大臣はスピーチの中で、ビラ皇太子の会議へのご出席は、全国実行委員会のパトロンとしての配慮と献身の意を表しておられる、と述べた。
「この祝賀行事の準備に関しては、特にそう言えます。このセレモニーでは、国民や在住者と共に祝い、人々が国王に対し一心に忠誠を誓うのですから、非常に楽しみにしていらっしゃるのです。」と語った。

p01-2_20180516(上)首相府で開かれた会議で議長を務めるビラ皇太子

p01-3_20180516(上)国王72歳誕生日祝賀のための全国実行委員会メンバーとの集合写真

この会議では祝賀行事に向けた準備の進捗状況と主な行事の日程が取り上げられた。
7月14日には、カンポン・キアロンにあるジャメ・アスル・ハサニル・ボルキア回教寺院 での祈りを中心として、国内すべてのモスク(回教寺院)、礼拝所、及び宗教ホールにおいて、ドア・ケシュクラン の朗読が、マグリブの祈りとスラ・ヤアシイン およびドア・ターリル の朗読と共に行われる。
7月15日は、首都にあるタマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)で記念パレード、続いて、イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)での謁見および認証式が予定されている。
最も心待ちにされている、国民および在住者と国王との合同セレモニーは7月19日にトゥトン県 で開催され、これに続いて同様のセレモニーが7月21日にベライト県、7月24日にテンブロン県、7月29日にブルネイ/ムアラ県でそれぞれ予定されている。
8月2日には、県や村の諮問委員会メンバー のためのカタム・アルコーラン儀式 が学生も含めてイスタナ・ヌルル・イマン(王宮)で行われ、8月12日にはRegatta 2018(年1回のボートレース競技)が開催される。

(B.B.5月16日)

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日本の防衛省は5月10日から15日にかけて、第2回日ASEAN乗艦協力プログラムをインドネシア共和国周辺海域からマレーシア周辺海域を航行する海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」艦上にて実施した。なお、当プログラムは「ビエンチャン・ビジョン」の一環である。

加藤元彦駐ブルネイ日本国大使が5月10日、カンポン・キアロンにある在ブルネイ日本大使館で行った当プログラムに関するブリーフィングの席で明らかにした。

加藤大使によると、「ビエンチャン・ビジョン」とは、2016年11月にラオス人民民主共和国のビエンチャンで開催された第2回日ASEAN防衛担当大臣会合にて日本が表明した指針である。本ビジョンの指針に基づき、当プログラムは参加者間の相互理解・人ネットワーク構築、海洋安全保障に係る能力向上支援、並びに国際海洋法の認識共有に向けた機会を参加者に提供することで、地域の安定に寄与することを目的としている。

また、加藤大使は、当プログラムはインド太平洋地域の平和と繁栄に不可欠な、自由で開かれた海洋安全の促進に重点を置いた「自由で開かれたインド太平洋戦略」に基づいて実施されていると付け加えた。

当プログラムにはASEAN全加盟国から下級海軍将校が合計10名参加しており、ロイヤル・ブルネイ海軍(RBN)からはDya Mohamad Akmal Waqiuddin bin Mohamad Japin大尉が出席した。

当プログラムでは、人道支援・災害救援分野及び国際海洋法分野のセミナーを開催しており、参加者は各種訓練を見学した。

加藤大使は「自由で開かれたインド太平洋戦略」についても更に詳しく説明しており、この指針は安倍政権の下、国際協調主義の立場から、「地球儀を俯瞰する外交」を展開し平和に積極的に貢献するという日本外交の柱であり、この外交方針に基づき日本は今後も尽力し、改善し続ける所存であると付け加えた。

本戦略は、巨大な成長可能性を秘めた、急速に成長するアジアとアフリカという二大大陸が、インド洋を介してダイナミズムを生むことから、国際社会の安定と繁栄の鍵を握ると見られている。

本戦略に基づく日本の投資は、同国の外交方針の領域を拡大するというより広い目的の一環であり、インフラ整備、貿易・投資、インド太平洋地域のビジネス環境整備、人材育成、ASEAN諸国とのつながりを促進することに注力してきた。

また、ASEANにとっては、その経済的成功を中東やアフリカ等の他地域に波及させることができるというメリットもある。

ブルネイ国における「自由で開かれたインド太平洋戦略」の協力プロジェクトは、この他にも、海上における法の支配と航行の自由、並びに自由貿易についてブルネイ国の若者を啓発するJENESYS(21世紀東アジア青少年大交流計画)の平和構築プログラムや日英共催のサイバーセキュリティワークショップがある。また、2018年2月には日・ASEAN情報セキュリティ政策会議ワーキンググループ会合をブルネイ国で開催した。2018年8月には日・ASEANテロ対策対話、日・ASEANサイバー犯罪対策対話もブルネイ国で開催される。

海上の平和と安定、海事関連法の執行、人道支援・災害救援(HA/DR)協力に関する能力向上については、他の関連分野と共に、ブルネイ国と日本の間ですでに共同活動や共同プロジェクトが実施されている。その中には、日本の海上自衛隊によるムアラ港への年次寄港、海上自衛隊主催のセミナーへの招待(海上自衛隊幹部学校で開催される多国籍セミナー)、陸上自衛隊主催のセミナー、海上自衛隊によるロイヤル・ブルネイ海軍の下級海軍将校を対象にした訓練、ブルネイ国の下級将校に対する乗艦協力プログラムへの招待などによる「ビエンチャン・ビジョン」の推進協力などが含まれている。また、2018年1月にはブルネイ国と日本の国防担当高官による意見交換が開催された。

「ASEAN加盟国の下級将校の皆さんは、日ASEAN乗艦協力プログラムを通してより深い知識を得られ、互いに協力して友好を深め、『自由で開かれたインド太平洋戦略』について習熟できるでしょう」と加藤大使は述べた。

(B.B.5月11日)

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世界各国の国籍の性質をランク付けした、ヘンリー&パートナーズの2017年コチェノフ・国 籍指標 (Kochenov Quality of Nationality Index、QNI)で、ブルネイ・ダルサラーム国はその順位を上げた。

ブルネイ国のスコアは47.6%で、昨年より0.3ポイント 上昇した。順位は世界168か国中45位であり、東南アジアではシンガポールとマレーシアに次ぐ第3位となった。

本レポートの発行者であるヘンリー&パートナーズは、「当社QNIは世界各国の総合的なランキングとなっています。高い信頼性を保つため、厳密に定量化できる幅広いデータを使用して、国がその国民に対して与えるチャンスと課す制限を評価しています。」と述べる。

さらに、「そのため、QNIは国籍の国内価値、すなわち母国内での生活の質と人間としての成長機会、ならびに国籍の国外価値、すなわちその国籍をもつ人が母国外で追求できる機会の多様性や質 の双方を計測しています。」と続ける。

QNIでは、国籍は多くの場合、「その人の達成したことや考え方、感情や希望に全く関係のない、単にどこで生まれたかというランダムな結果にすぎないにも関わらず、どこかの国の国民であるという核心的要素を反映し、我々のチャンスや熱意に対してきわめて理不尽な限界を形成する大きな要因である。」と述べられている。

フランスは満点である100%の内81.7%の指数スコアを獲得し、ここ7年トップの地位にあったドイツの81.6%をわずかに上回り、1位の座についた。

今年の指標ランキングでは、アイスランドが3位、デンマークが4位となった。本指標は能力や事業を発展させる上で、世界各国の国籍を法的身分として客観的に計測しランク付けしている唯一のものである。

クリスチャン・H・カリン博士(Dr Christian H Kälin)とディミトリー・コチェノフ教授 (Prof Dr Dimitry Kochenov)が開発したQNIは、国籍のスコアをつけるにあたり、外部要因と内部要因 の二つを考慮している。指標ではその国が国民の発展や経済繁栄、平和と安定においてどの程度成功を収めているかを検討し、これらの内部要因 と、旅行と定住の自由度や多様性といった外部要因とを比較している。

スコアが75%以上の「非常に質の高い国」には計26か国が該当しており、50%から74.99%の国は「かなり質の高い国」に分類される。

35%から49.99%の「質の高い国」には50か国が該当し、ブルネイもここに当てはまる。

(B.B.5月2日)