政治

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ハサナル・ボルキア国王は2018年1月1日から発効する、身体に障害のある人々への年金及び手当の法令と規則(OKU)の改正に同意された。

大晦日の2018年に向けた新年のお言葉の中で、国王は次のようにお話になられた。「私たちは、すべての人がそれぞれ異なる能力と長所を持っていることを認識しています。このことを鑑み、私は、障害のある人々への福祉に関して、身体に障害のある人々への年金及び手当の法令と規則の改正に同意しました。

この改正によって、OKUの手当は15歳未満の適格受給者にも一定の割合で支給されることになります。この改正は2018年1月1日より発効します。
この改正によって、手当の受給者の福祉がより確保されることが望まれます。」

国王はさらに次のように述べられた。「2017年、私たちは国家開発計画のかなりの部分を成し遂げることが出来ました。それを全能の神アッラーに感謝いたします。

また、私の即位50周年祝賀会という大切な催しを皆さんと楽しめたことは嬉しく感じております。

祝賀会、および関連するすべてのイベントに直接的、あるいは間接的に関わったすべての関係者に心から感謝の意を表したいと思います。」

「この喜ばしい行事は、社会のあらゆるレベルで祝われ、海外からの訪問者の方々にも楽しんでいただきました。それは、この国の地域社会における人々のライフスタイルが調和したものであることを示しています。

平和と繁栄を次世代に続けてゆくためには、これを維持してゆかねばなりません。

私たちは、年々国家ビジョン2035の目標達成に近づいています。その時が近づくほど、先進国としての私たちの目標達成への責任は増してゆきます。

そのビジョンを支えるためには、政府、民間部門、国民全体の緊密な協力が必要です。

これらの緊密な関係により、企業や起業家の成功は容易になり、外国人投資家にとってもより魅力的な国になることでしょう。

そうした環境が維持できれば、それは我が国にとっての資産になると言えます。」

その後、国王は2017年の主要なハイライトのいくつかを要約し、まず教育の分野から次のように述べられた。

「ブルネイ工科大学がQS世界大学ランキング全体で4つ星評価を取得したことは、国として誇りに値します。それには、イスラム・スルタン・シャリフ・アリ大学で運営されている、リーダーシップと生涯教育センターや、最近開設されたベトナム社会主義共和国におけるUBD-FPTグローバルセンターも含まれており、これらすべてが卓越性を示しています。

社会経済の面では、政府は、中小零細企業家(MSMEs)を支援し、世界市場にさらに進出するための様々な施設を提供してきました。これには、2018年初めに業務を開始する中小企業銀行の設立も含まれます。

国際的な場では、私たちは、友好国との緊密な関係を促進し、それを育み続けています。また同時に、必要な人々に私たちの能力に応じた人道支援を行っています。

このことに関連し、ロヒンギャコミュニティや援助を要する他の人たちに人道支援を行う上で、国民がイニシアチブを取り対応していることを私は嬉しく思っております。

最近、我が国はイスラム協力機構(OIC)の加盟国57ヵ国の一員として、東エルサレムを首都とするパレスチナの独立国家を実現するための解決策への支持を表明しました。

私はまた、イスタンブールでのOIC特別首脳会議でイスラム共同体の団結と連帯がこれまで以上に重要であることを強調しました。正義に満ちた世界、そして迫害や侵略がもたらす拷問の終結を目にするための、私たちの決意は強固であります。」

そして国王は、次のようにお言葉を締めくくられた。「2017年を通じ、勤勉性と決意をもって各々の職務を遂行してきた公務員、民間部門の方々、セキュリティ担当者に感謝の意を表したいと思います。

私、並びに私の家族は、海外で働く人々も含め、すべての市民と住民がよき新年を迎えられるように祈り、また、全能の神アッラーがブルネイ・ダルサラーム国を祝福するよう祈っております。」

(B.B.1月1日)

ハサナル・ボルキア国王即位50周年の祝祭は、ブルネイ・ダルサラーム国の国王と国民の強い絆を象徴する歴史と伝統に包まれたものである。

この祝祭は、過去50年で築きあげられてきたブルネイの平和と繁栄、発展の証しでもあり、また、国の開発課題を追求し、将来の道筋を示す新たな出発点でもある。

国王は亡きお父上の業績を受け継がれ、国家元首兼首相として、ブルネイ国の経済発展を促進し、人々の社会経済的福祉を改善するための政策を長年追求してこられた。

過去50年の国王の治世下で、ブルネイ国の国民は生活水準とインフラの急速な向上や、社会的・経済的な発展を享受してきた。

「東洋のベニス」として名高いカンポン・アイールは1世紀前には多くのブルネイ人が暮らす主要な居住エリアだった。そこでは、ブルネイ川の土手沿いに立ち並ぶ高床式の水上住宅が木製の通路で結ばれていた。1952年以降、住民を内陸に移すための再定住プログラムが導入された。60年以上が経過し、このプログラムは2万世帯以上に住宅を提供する全国住宅供給計画に発展した。

ブルネイ国は、2016年の国連人間開発報告書(HDR)で188カ国・地域中30位にランキングされている。この報告書は、どれくらい長く健康に生きられるか、知識を得る方法があるか、適切な生活水準かという観点から人間開発の進展度合いを示している。ブルネイ国の現在の平均寿命は79歳となっている。

ブルネイ国の教育制度は英国のシステムに基づいており、1950年代後半以降、外国で高等教育を受ける学生も政府奨学金を利用できるようになっている。

UNESCO(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)が2015年に発表したデータでは、15~24歳のブルネイ国民の識字率は99.6%で、24歳より上の年齢層では96.66%であった。この数十年で、国内に4つの大学が設立され、2017年には、クアクアレリ・シモンズ社(QS)の世界大学ランキングでブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)が世界のトップ大学の中にランクインした。

また、医療サービスが急速に拡大した。1960年代には自国の医師は1人もおらず、雇われた外国人の医者がわずかにいるだけだった。今では自国の医者が国内の主要な病院や地域の医療センターに広く従事している。

マレー主義・イスラム国教・王政擁護(MIB)の国是は、ブルネイ人の生き方の基本であり、国民の平和と調和を促進するものである。相互尊重と寛容、ムシャワラ(話し合い)がMIBの特徴を表している。こうした国是が、バックグラウンドや宗教、文化にかかわらずブルネイ国民を結び付け、一つにしている。

また、ブルネイ国は、環境の保護・保全に寄与する立場を堅持しており、東南アジアの模範国であるよう努力している。

(B.B.2017年10月6日)

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ブルネイ・ダルサラーム国の経済成長のペースは緩やかになってきており、中央各省部局は全力を挙げてそれぞれが所管する企業、中でも非石油ガス分野の企業の生産性向上を加速させなければならない。

7月15日にイスタナ・ヌルル・イマン(王宮)のバライ・シンガサナの間でスルタン(ハサナル・ボルキア国王)の71歳の誕生日の祝賀に併せて執り行われた謁見式と認証式において、国王は談話で上記のようにお話になられた。

国王はまた関係者に対して、生産性を向上させて企業の競争力強化を図ることで、地元起業家が輸出市場に進出して国内総生産(GDP)の伸びに寄与できるようにし、財政改善を実現させるように、とおっしゃった。

「経済成長を加速させるために多くの取り組みがなされていることを私は喜ばしく思います。成長の実現に向けて、2つの核となるアプローチが重視されています。直接投資(FDI)の強化と、中小企業(SMEs)に対する地域・国際市場への進出の奨励です。」

「このため私は、官民両セクターが責任を持って革新性と創造性を高め、高品質な製品を生み出すことを望みます。こうした状況の中、海事・港湾当局は海運と物流の発展に資する環境を整えて、輸出入需要に応えることが期待されています。」と、国王は続けられた。

「ダルサラーム・アセッツと外国企業が設立した合弁会社が、ムアラ港を専門的に運営することで経済成長をもたらすと考えられます。」と、国王は付け加えられた。

「最近、商売や企業活動を思い切って始める地元の若者が増えていることを、私たちは誇りに思っています。彼らはさまざまな施設で製品を提供することができ、屋台など政府が提供するプラットフォームから恩恵を受けています。これは間違いなく心強い進展です。」

「それに加えて我が政府は、さまざまなプログラムを通じて若者に技術を身につけさせる取り組みを充実させてきました。首相府の人的資源計画局と教育省は、産業能力フレームワーク(ICF)に基づくコースを特別に導入しています。」と、国王は述べられた。

国王は政府の構想を支えるために、FDI企業を含む民間セクターでさまざまな仕事に対応できるよう、地元民に研修を提供する能力開発センター(PPK)の設立に同意された。

また、談話の中で、QSアジア大学ランキングで順位を維持したブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)の輝かしい業績も強調された。

「教育は生涯にわたる投資であり、啓蒙のしるしであり源であることを心に留めておかなければなりません。それゆえ教育は脆弱なものであるべきではなく、永遠に清新で優れていなければなりません。しかし、善きものと悪しきものが混ざり合って内包された文化が世の中に受け入れられている現代だからこそ、優れているかどうかは、現世の教育と来世の生命のための教育との間でバランスを取る私たちの能力に左右されるのです。」

「こうした文化の違いを見極め、正しい選択をする助けとなるのは、来世のための教育だけです。それゆえイスラム教育を強化して輝かせることが極めて重要なのです。」と、国王は述べられた。

国王は国際関係に言及して、ブルネイ国は通常のルートや地域・国際組織における地位を通じて、友好国との関係を引き続き強化していくとお話になられた。

「この不安定な時代においては、地球規模で国家間の友好を堅持することが欠かせず、それができなければ平和に影響を及ぼしかねません。私たちは国家として、イスラム教徒として、平和を実現しなければなりません。イスラム教は誰ともでも親しく付き合い、とりわけイスラム教徒との関係を壊さないようにと教えています。」

談話の初めに国王は、ブルネイ国が平和と繁栄のうちに慶事を祝うことができたことを全能の神アラーに感謝し、スルタンと王室の方々に誕生日のお祝いを述べた人々や外国からの特別来賓に対する感謝の気持ちを口にされた。

「平和、安定、一体感を享受することほど貴重な恵みはありません。それゆえこうした恵みが永遠に花開き続けるよう、みなで全能の神アラーに祈らなければなりません。」

国王は最後に、政府への貢献と支援に対して、国民、官民セクターのリーダー、警備担当者、海外で働く職員たちに感謝の言葉を述べられた。また、王室の誕生日祝賀に関する国・地域レベルの委員会のメンバーにも、祝賀の成功に向けた尽力と貢献に対して感謝の気持ちをお伝えになられた。

国王は、全国民とブルネイ国が平和と繁栄を享受し続け、全能の神アラーの恵みと加護を受けられるよう祈りを捧げられた。

(B.B. 2017年7月16日)

2017年-2018年会計年度予算の概要(政治)
総理府
SA01A 総理府               $29,298,970.00
SA02A 習慣伝統局             $2,906,900.00
SA03A 会計監査局                                $5,774,410.00
SA04A 麻薬統制局                              ―
SA05A 汚職防止局                  ―
SA06A 公安局                    ―
SA07A 国家会議局                   $2,346,560.00
SA08A ラジオ・テレビ局            $42,599,080.00
SA09A 情報局                       $6,363,550.00
SA10A 公務局                    $27,251,610.00
SA11A マネジメントサービス局       $2,264,720.00
SA12A  警察局                                  ―
SA14A 公務委員会                   $4,788,070.00
SA15A エネルギー&産業局          $13,578,970.00
SA16A 国家イスラム法典説明官局      $5,504,720.00
SA17A 経済企画開発局               $8,081,060.00
SA18A 法務局                          $676,040.00
SA20A 国家印刷局                   $8,419,310.00
SA21A 検事総長室                  $10,621,440.00
SA22A 司法局                       $8,808,240.00
SA23A E-政府国家センター         $35,848,870.00
SA24A 電力局                     $129,882,760.00
SA25A リサーチ局                              ―

国防省
SB01A 管理局                    ―
SB01A 国防省局&戦略計画幹部会           ―

外務貿易省
SC01A 外務貿易省            $107,692,930.00

財務省
SD01A 管理局              $14,530,170.00
SD03A 税関局              $12,381,030.00

SD05A 財務局               $22,592,110.00
SD08A 庶務HMSF                  ―
SD09A 庶務               $549,043,577.00

内務省
SE01A 管理局               $9,099,625.00
SE02A バンダル・スリ・ブガワン市政局  $19,331,910.00
SE03A クワラベライト&セリア市政局    $6,968,770.00
SE04A トゥトン市政局            $2,228,710.00
SE05A 労働局                $5,720,430.00
SE06A ブルネイ/ムアラ県庁        $11,996,380.00
SE07A ベライト県庁            $4,261,360.00
SE08A トゥトン県庁            $4,627,175.00
SE09A テンブロン県庁           $4,472,280.00
SE10A 移民・国民登録局          $19,874,835.00
SE11A 刑務所局              $11,623,380.00
SE12A 消防・救援局             $33,334,010.00

教育省
SE10A 教育省               $666,577,470.00

一次資源・観光省
SH01A 管理局                $7,415,860.00
SH02A 林業局                $7,064,800.00
SH03A 漁業局                $7,478,990.00
SH04A 農業・農産品局             $28,107,450.00
SH05A 観光開発局               $1,474,800.00

宗教省
SJ01A 宗教省               $235,997,730.00

開発省
SK01A 管理局                   $10,136,630.00
SK02A 住宅開発局                   $13,677,110.00
SK03A 公共事業局               $136,380,670.00
SK04A 都市国土計画局              $3,991,660.00
SK06A 国土局                    $11,382,970.00
SK07A 測量局                    $13,731,130.00
SK08A 環境・公園・レクリエーション局   $14,129,110.00

文化・青年スポーツ省
SL01A 管理局                    $15,385,430.00
SL02A 翻訳出版局                $11,506,260.00
SL03A 青年スポーツ局             $18,279,380.00
SL04A 博物館局                    $9,050,190.00
SL05A 歴史館局                    $3,982,460.00
SL06A コミュニティ開発局            $14,232,750.00

保健省
SM01A 保健省             $316,113,440.00

通信省
SN01A 管理局                    $6,449,480.00
SN02A 海上輸送局                 $4,635,720.00
SN03A 港湾局                   $14,506,540.00
SN04A 航空局                   $21,489,680.00
SN05A 陸上輸送局                  $7,736,660.00
SN06A 郵政局                    $9,589,790.00
SN08A 気象局                    $3,439,040.00

開発
SP01A 開発             $1,000,000,000.00

$4,600,000,000.00

(B.B.2017年3月21日)

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3月20日、国会(LegCo)は、2017年-2018年会計年度の国家予算53億Bドルを可決した。この予算は、4月1日から実施される。

今年度の予算は、2016年-2017年会計年度で承認された56億Bドルの予算より少ない。

この予算の可決によって、第13回国会は、11日間にわたる審議に幕を閉じた。そして、将来の国会開催日(未定であるが)に召集される予定である。

(B.B.2017年3月21日)

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「“グリーン・ジュエル”における原始のままの熱帯雨林を保護するために、ブルネイは、テンブロン県へ行く観光客数を制限します。そして、この地域における環境影響評価を行います。」

ダトー・アリ・ビン・アポン一次資源・観光大臣は、「これは、特に‘ウル・テンブロン国立公園’のようなエコ・ツーリズム・サイトには適用できます。」と語った。

カイルニサ・ビンティ・アシャリ女史の質問に答えて、同大臣は、「20隻のテムアイ(細長い形の)ボートしかないので、我が国として同国立公園へは1日100人の観光客のみ連れていくことができます。」と語った。

「同公園内のキャノピー(熱帯雨林が広がる最上階の場所)歩道にも同じことが言えます。そこでは、1日に100人(又は、30分間に5人の訪問客まで)しか登ることができません。」

「私達は、特定した制限のため、テンブロン県にあるバタン・ドゥリ公園に1,000人の観光客を連れていく積りはありません。そして、私達は、権威ある当局によって検査された安全面も考慮に入れます。」

「私達は、この種の観光について環境影響を低くするように試みます。」と、同大臣は付け加えた。

また、アブドゥル・ハミド@サブリ・ビン・アルシャド氏の下流部門の産業と農業部門及び漁業部門における機会についての質問、並びに同省のプロジェクトにおけるブルネイ人を優先させるために、ダトー・アリ大臣は、「我が省は、総理府エネルギー・産業省と共同でトゥトン県におけるエビの加工について仕事をしています。また、内務省と共同でエビ・クラッカーを製造する家内工業で、‘一村一製品’プログラムを行っています。」と語った。

「製品は、同様に利用できる必要があります。例えば、トゥトン県カンポン・タンジョン・マヤでのバージン・ココナッツ・オイルの製造において、ココナッツは、国内で利用できる数量が限られているため、原料として輸入する必要があります。」

「チキン・ソーセージを製造するような大規模な産業では、国内で生産される原料に依存する以外に、‘ハラル’を条件として外部から調達し、輸入し、加工し、そして海外に輸出することができます。」

農民や漁民への援助について、同大臣は、「ブルネイの農民はまた、もっと農業、企業家精神の技術、市場を学ぶために、昨年シンガポールやインドネシアに派遣しました。それで、ブルネイの農民は、後に海外市場に生産物を売ることができます。」と語った。

(B.B.2017年3月14日)

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ブルネイは、2017年-2018年会計年度の予算上の歳出額を前会計年度に比較して3億Bドル少ないとしている。

3月7日、第13回国会(LegCo)の2日目に、新会計年度における53億Bドルの国家予算が、ペヒン・アブドゥル・ラーマン・ビン・イブラヒム第二財務大臣によって提案された。

下落しているエネルギー価格がブルネイの石油ガス・ベースの経済を圧迫しているので、提案された政府歳出額は、今までで最低の金額である。

今年の歳出案は、2016年-2017年会計年度の56億Bドルより少ない。2016年-2017年会計年度の予算は、2015年-2016年会計年度予算の63億Bドルより少ない。そして、これは、順番にその前の会計年度(2014年-2015年)予算の73億Bドルより少ない。

一方、2017年-2018年会計年度における政府歳入額は、34億5千万Bドルと予想される。

歳入の計画としては、石油ガス部門から25億900万Bドル、非石油ガス部門から9億4,133万Bドル(全体の27.3%)としている。

これは、新会計年度において国家の財政赤字が18億5千万Bドル(昨年、国家が経験した赤字額より低い)となることを意味している。

「私達は、アラー神のご加護に感謝します。そして、スルタン(ハサナル・ボルキア国王)のリーダーシップの下で、ブルネイ国は、継続した景気後退と下落する政府歳入の難題に対処することができ、また国民の福祉は常に優先順位を与えられます。」と、同大臣は、予算スピーチで語った。

「2017年のブルネイ国の経済成長は、0.8%と予測しています。」と、同大臣は、経済企画開発局(JPKE)の数字を引用して語った。

この予測は、石油ガス部門のプログラム及び進行中の外国直接投資(FDI)プログラムにおける資産の健全性を強化するといったような現在着手しているプロジェクトを考慮している。

「短中期では、国家の経済成長は、国家の石油ガス生産、世界の石油市場、及び世界の経済情勢のレベルに依存し続けるでしょう。民間部門の投資と生産性は、更に増大するでしょう。」と、同大臣は語った。

同大臣はまた、政府が現在、開始したり、計画中の、難題に直面し、経済を強化し、そして国民の福祉を確実にする手段を共有した。

ほぼ1時間半に及ぶ予算スピーチの間、同大臣は、「この経済的難局の期間中に、政府は歳出を優先させました。」旨説明した。

「着手している様々なイニシャティブによって、持続可能な方法で、国の経済活動と歳入源を広げ、そしてブルネイ人のより多くの雇用機会を創造するという政府の目的は、より効果的に達成されることが望まれます。」

「継続的な世界の石油価格の低下は、国家の経済にかなり影響を与えました。一定の価格での総国民所得に関して、国家経済は、2016年に2.7%落ち込みました。国家の輸出入も影響を受けました。2016年に、輸出は、2015年の87億1千万Bドルと比べて22.7%減って67億4千万Bドルとなりました。また、国の輸入は、2015年の44億5千万Bドルと比べて17.1%減って36億9千万Bドルとなりました。この状況は、政府の財政状況に影響を及ぼしました。」

同大臣は、「我が国は、2015年-2016会計年度で、年国内総生産(GDP)の15.4%の高い水準の赤字額、即ち26億Bドルを記録しました。例え高い水準の予算の赤字額が記録されたとしても、政府は、一昨年の73億Bドルと比べて、歳出を13%(63億Bドル)減らすことに成功しました。」と語った。
「同様に、2016年-2017年会計年度の最初の9か月間で、石油ガス部門からの政府歳入が36.4%(14億Bドル)落ち込んだ結果として、財政赤字は25億Bドルでした。」

「この期間の財政支出は、44億Bドルに達しています。」

「2016年において、GDPのマイナス成長の中でさえ、幾つかの部門では、実際にプラス成長を記録しています。その中には、金融部門が8.8%の伸び、電気・水部門が4.3%の伸び、国内サービス部門が8.8%の伸び、資産・住宅部門が1.8%の伸び、ホテル・レストラン部門が1.3%の伸び、通信部門が0.3%の伸びを記録しました。」

「2016年第3四半期において、銀行の総資産と預金額は6.6%の伸び(一昨年は3.4%の伸び)を記録しました。また、流通している通貨は、前年比1.7%の伸びを示しており、ビジネス部門からの継続的な需要を反映しています。」

世界の石油価格に触れて、第二財務大臣は、「OPEC及び非OPEC諸国が生産量を日量120万バレル削減するという決定をした後、2017年初頭から、石油価格はゆっくりと上昇しています。それにもかかわらず、石油価格は、不安定性を示し続けています。」と語った。

「石油価格は、米ドルの動き、世界の石油生産国の石油生産量削減の約束についての懸念、そして、ごく最近の米国におけるシェールオイル生産の増大に関するレポート等といった外部要因によって影響されます。」

「国際通貨基金(IMF)は、英国ブレント原油、ドバイ原油、及びウェスト・テキサス・インターメディエート(WTI)原油の平均価格を、2017年に51ドル20セント/バレル、2018年に53ドル10セント/バレルと予想しています。例えこれらの石油価格が安定することになったとしても、それは、3年前の100ドル/バレルという価格と比較するとまだ低いです。」

同大臣は、「確実なことは、石油生産国として、ブルネイの経済は、世界の石油価格の動きに影響を受け続けます。」と語った。

「世界の石油価格を安定させる努力をサポートするために、我が国は、他の非OPEC10か国と共に、2016年12月に開催されたOPEC/非OPEC共同声明に参加することに同意しました。この協力を通して、我が国は、2017年1月1日から6か月間、我が国の石油生産量を調節することに合意しました。これは、市況や現在の見通し次第で、更に6か月間延長されることができます。」

同大臣はまた、「国家の歳入が長期的に我が国の経済を発展させるために利用されるように、政府は歳出をコントロールするための処置を取り続けます。」旨語った。

「これに向かって、財政再建と財政持続性が、政府の財政管理の支えであり続けます。」

この予算スピーチにおいて、同大臣はまた、「2016年-2017年会計年度の予算に対する“プログラム&パフォーマンス・バジェッティング(PPB)”の導入への継続として、国家の歳出システムを変換する努力に沿って、政府は、2017年4月1日からもう一つの変化を行います。それによって、一般歳出は、国家開発計画歳出と結合され、また特別歳出カテゴリーは終了します。」と語った。

「この2つを結合することは、政府割当て、特に活動中と非活動中の歳出に関する出費の配分とモニタリング・プロセスにおいて効率と効果を増やすことになります。」

「2016年-2017年会計年度における大きな赤字という難題に直面している我が国の財政状況を考慮して、政府は、出費において赤字のレベルを減らす努力を行っていきます。」

「このステップは、十分な‘財政上のスペース’を創り出すのが目的なので、政府の歳出は、確認された経済活動を支持する方向へ向けることができます。このプログラムの目的は、強力で、大きく、かつ持続可能な経済を構築することにより、国家の経済源を多角化する政策と共にあります。」と、同大臣は語った。

これらのゴールを考慮して、同大臣は、「2017年-2018年会計年度の予算案のテーマは、‘持続可能な経済発展を支えるバランスのとれた出費’です。」と語った。

「バランスのとれた出費に対するストレスは、国家の財政上の健全性を、現在と将来の経済の不確実性によって影響を受けることから保護することを目的としています。」

「このテーマに基づく今年の歳出を実行する際に、非石油ガス民間部門を発展させる努力が継続して優先されます。」と、同大臣は付け加えた。

「上記の目的を達成するために、様々なイニシャティブが、関連官庁によって行われました。それらには、次のことが含まれています。;外国直接投資(FDI)を惹きつけること。;政府系企業(GLCs)の発展を強めること。;中小零細企業(MSMEs)を強化すること。;取引をすることを更に簡単にするために法令を評価することです。そして、これらの努力を通して、国家の生産と輸出は、特に非石油ガス部門からの生産と輸出は、増やすことができます。」と、同大臣は語った。

「上記の要因に基づいて、2017年-2018年会計年度の政府歳出(開発基金の割当てを含む)は、総額5,300,000,000Bドルを提案しています。この総額は、出費の赤字を管理する努力に沿って、この会計年度の政府歳入の予測を考慮します。」

同大臣は、「この出費案は、期待される政府歳入と比較してまだ非常に高いものです。」と語った。

「4年連続で赤字を経験した2017年-2018年会計年度の財政バランスによって、政府の出費をコントロールするために取られた手段以外で、政府の歳入を増やす努力が増えなければなりません。」

「2016年-2017年の予算のテーマを支持するために、政府歳出のプライオリティは、5つの主要点に基づいています。即ち、慎重な出費;国家の生産性を上昇させること;取引をすることの容易さを増やすこと;能力と人的資本を構築すること;及び、国民の福祉を保護すること。

(B.B.2017年3月8日)

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3月6日、スルタン(ハサナル・ボルキア国王、首相、国防大臣、財務大臣、外務貿易大臣を兼務)は、デワン・マジリス通りにある国会議事堂において、第13回国会を開会した。

また、アルムタディ・ビラ皇太子兼総理府上級大臣(元国会議員)、モハメッド・ボルキア殿下、スフリ・ボルキア殿下、ジェフリ・ボルキア殿下も出席した。

到着時、スルタン及び他のロイヤル・ファミリーは、ペヒン・アブドゥル・ラーマン・ビン・タイブ国会議長の出迎えを受けた。

ロイヤルサルート(王室への儀礼)を受けた後、スルタン及び他のロイヤル・ファミリーは、国会会議場へ案内された。

国会議長の儀式の権標奉持に従って、ペヒン・アブドゥル・アジズ・ビン・ジュネド国家イスラム法典説明官によるドア・セラマット(平安の祈り)の朗読後、スルタンが談話を行った。

開会式の後、国会議長は、「第13回国会の最初の会議は、3月7日に延期されます。」旨発表した。

国会は、2016年3月5日から22日まで開催された第12回国会の議事録を見直し、承認するために召集される。

第13回国会は、ペヒン・アブドゥル・ラーマン国会議長が議長を務め、ペヒン・ジュディン・ビン・アサル第1書記及びローズ・アミナ・ビンティ・イスマイル書記補佐が補佐を務める。

国会議員は、首相及び閣僚、爵位を持った人で任命された人、叙勲者で任命された人、任命された全国4県代表者から成り立っている。

第1回議会は、2017年-2018年会計年度の政府予算、及び国会に届けられた各省庁に関する他の問題について討論を行う。

国会は、1959年のブルネイ国憲法の第23条及び第24条に基づいて設置された。

国会は、1984年に中止になり、そして2004年7月15日のスルタンの58歳誕生日に関連して、2004年9月25日に再び召集された。

国会は、国民が入ることを媒体として役立っており、また討論を通して国の発展に向けて貢献している。

(B.B.2017年3月7日)

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2月23日、何万人もの国民と居住者が、ブルネイ国の第33回目のナショナルデー(建国記念日)を祝うために首都バンダル・スリ・ブガワンに溢れたので、首都の静かな通りを濡らした早朝の豪雨は、国家への愛国心、愛、及び忠誠心に水を差すことができなかった。

スルタン(ハサナル・ボルキア国王)の到着後、タマン・ハジ・サー・ムダ・オマール・アリ・サイフディン(中央公園)は、何万人もの人々、老いも若きも、現役や退職した人々、及び身障者が、愛国心と忠誠心を示すために、フィールド中を一斉に行進したので、沢山の色で溢れていた。

スルタンには、アルムタディ・ビラ皇太子兼総理府上級大臣、モハメッド・ボルキア殿下、ジェフリ・ボルキア殿下、アブドゥル・マリク王子、アブドゥル・ワケエル王子、アメエラ・ワルダトゥル・ボルキア王女が同行し、素晴らしいナショナルデー・パレードと祝賀式典を観た。この式典には、フィールド・パフォーマンス、パレード参加者から学生達までにの23,000人以上の強いチームが参加した。

スルタン及び他のロイヤル・ファミリーが中央公園に到着したとき、ペヒン・ハルビ・ビン・モハメッド・ユソフ文化・青年スポーツ大臣(第33回ナショナルデー祝賀式典実行委員会委員長)及び同実行委員会委員の歓迎を受けた。

ロイヤル・ファミリーは、熱心な数万人の国民からロイヤルサルート(王室への儀礼)及び国歌斉唱で迎えられた。

スルタンは、それからロイヤル・ブルネイ国軍及ロイヤル・ブルネイ警察軍を閲兵した。

“国家ヴィジョンを達成すること”というテーマで、2月23日のイベントは、国家に最高の国民を提供するための軍隊の精密な訓練の間に、何万人もの参加者が熱気と湿気に耐えながら何週間にもわたって作り上げたものであり、ブルネイの最も重要な歴史的イベントの一つを祝うために召集されたものである。

今年のテーマは、3つの主要な特徴-即ち、スルタン及び国家への忠誠心、イスラム教への信仰、並びに社会的慣行と歴史的慣行の調和-を教え込むことを目的としている。

このテーマには、「各々の国民、居住者、及び国家発展に関与している全ての部門は、“ブルネイ・ヴィジョン2035”が成功裏に実現することを確実にする役割がある。」と述べている。

スルタンの“ブルネイ・ヴィジョン2035”は、教育をダイナミックで持続可能な経済を創り出すだけでなく、最も高い国際水準によって測定された、高いスキルを持ち、成功した国民のいる国家として世界中に知られる国になることを構想としている。

2月23日の祝賀式典は、国家の主権と国民の独立精神並びに国家への愛と忠誠心を象徴している巨大なサイズの国旗を持っている旗持ちによって導かれるパレードで始まった。

彼等の後ろに、第33回ナショナルデーの国旗を運ぶ33名の宣誓を読み上げる人、ロイヤル・ブルネイ国軍、ロイヤル・ブルネイ警察軍の代表団、各省庁、及び各県代表がいた。―すべての人は、この国の抱負に見合う強いコミットメントを反映する信頼と誇りに満ちて歩いていた。

3つの異なる学校、即ちアンジェレク・デサ小学校、ハジ・モハンマド・ジャファー・マウン小学校、セント・ジョージ‘ズ・スクールの代表からなる100名の生徒のチーム、及び第6学年の360名の訓練生から成るナショナル・サービス・プログラム(PKBN)派遣団は、“ブルネイ・ヴィジョン2035”を実現するために若い世代の役割を描いているコーラスを演奏した。

このパレードではまた、高等教育機関、カレッジ、公立及び私立の小中学校、非政府組織、銀行、外国の協会、並びに国の独立を祝うために行進している優れた成就者のグループから成るチームが見られた。

教育機関は、10,000人以上の学生達でパレードを行い、一つのグループとして最大のグループを作り上げた。

行進した参加者の半分以上は、青年が占めており、国の能力を高めるためのコミットメントを示していた。

行進した中には、ムハンマド・イーサン・サブリ・ビン・アブドゥル・マナプ・ブルネイ/ムアラ県知事補佐によって導かれた宣誓、並びにペンギラン・ムハンマド・アメエル・ムバラク・ビン・ハシム教育省管理オフィサー・グレード1によって導かれた“偉大なるアラー神”(アラー・アクバル)3回斉唱、が首都に響いた。

宣誓を読み上げた人達のチームは、様々な政府部門及び民間部門の機関、高等教育機関、制服組の部門や組織から選ばれた33名の参加者から成り立っている。

このチームはまた、2名の身体障害者が加わり、宣誓を行うのに手話を用いた。

第33回ナショナルデー祝賀式典のハイライトは、国家ヴィジョンを実現するコミットメントを支持する国民の間で団結を反映した7,133名の参加者によって示されたフィールド・パフォーマンスだった。

中央公園を去る前に、スルタンは、参加者に会い、挨拶をかわし、また条件の悪い天候を克服し、第33回ナショナルデーを成功に導いた彼等の献身的な努力に対して感謝の意を表明した。

(B.B.2017年2月24日)

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トランスペアレンシー・インターナショナル社(TI)が毎年、世界中の腐敗レベルを分析しており、ブルネイは、世界中で41番目に最も正直な国にランクされた。

ブルネイは、アセアン地域内で2番目に腐敗の少ない国であり、またアジアで8番目の国で、得点は58である。

トランスペアレンシー・インターナショナル社が1月25日に発表した最新の腐敗認識指数では、ブルネイは41番目である。

最新レポートによると、ブルネイの得点は、100点満点中58点だった。

ブルネイは、2015年の指数にはランクされていなかったが、2014年には60位、2013年には55位だった。

得点0は、‘非常に腐敗している’ことを意味し、得点100は、‘非常にクリーンである’ことを意味している。

昨年最も腐敗の少ない国は、デンマークとニュージーランドであり、得点は90だった。次いで、フィンランド、スウェーデン、スイス、ノルウェーが続いている。

シンガポールは、アジアで最も腐敗の少ない国であり、得点は84で、世界で7位だった。

本リストの最下位にある国は、ソマリア、南スーダン、及び北朝鮮である。

最新のレポートでは、アジア太平洋地域の大部分の国々は、2016年腐敗認識指数の下半分に入っていると述べている。

アジア太平洋地域の30ヵ国のうちの19か国は、100点満点中40以下である。

弱いパフォーマンスは、市民社会にとって無責任な政府、監視の欠如、不安定と縮小するスペースに起因している。

脚光を浴びる腐敗スキャンダルは、日常的な腐敗問題に加えて、政府、民主主義の利益と法の支配に対する一般の信用を徐々に虫食み続ける。

腐敗認識指数は、公共部門の腐敗の世界的な指標である。

ベルリンに本拠を置くトランスペアレンシー・インターナショナル社によって編集されたこの指数は、世界中の国々の公共部門を採点し、ランク付けを行うことにより、世界中の腐敗の度合いを相対的に見た毎年発行するスナップショットである。

今年の指数は、176ヵ国に及んでいる。

腐敗認識指数が毎年生み出される時に、それは、公共部門における透明性の世界的な重要性を補強することになる。

(B.B.2017年1月26日)