国王即位50周年はブルネイの平和と繁栄、発展の証し(2017.11.07 | 政治

以下ニュースはブルネイ「ボルネオ・ブリテン」紙(B.B.)、ニュースサイト「ブル・ダイレクト」(B.D.)の記事を翻訳の上、掲載しています。

ハサナル・ボルキア国王即位50周年の祝祭は、ブルネイ・ダルサラーム国の国王と国民の強い絆を象徴する歴史と伝統に包まれたものである。

この祝祭は、過去50年で築きあげられてきたブルネイの平和と繁栄、発展の証しでもあり、また、国の開発課題を追求し、将来の道筋を示す新たな出発点でもある。

国王は亡きお父上の業績を受け継がれ、国家元首兼首相として、ブルネイ国の経済発展を促進し、人々の社会経済的福祉を改善するための政策を長年追求してこられた。

過去50年の国王の治世下で、ブルネイ国の国民は生活水準とインフラの急速な向上や、社会的・経済的な発展を享受してきた。

「東洋のベニス」として名高いカンポン・アイールは1世紀前には多くのブルネイ人が暮らす主要な居住エリアだった。そこでは、ブルネイ川の土手沿いに立ち並ぶ高床式の水上住宅が木製の通路で結ばれていた。1952年以降、住民を内陸に移すための再定住プログラムが導入された。60年以上が経過し、このプログラムは2万世帯以上に住宅を提供する全国住宅供給計画に発展した。

ブルネイ国は、2016年の国連人間開発報告書(HDR)で188カ国・地域中30位にランキングされている。この報告書は、どれくらい長く健康に生きられるか、知識を得る方法があるか、適切な生活水準かという観点から人間開発の進展度合いを示している。ブルネイ国の現在の平均寿命は79歳となっている。

ブルネイ国の教育制度は英国のシステムに基づいており、1950年代後半以降、外国で高等教育を受ける学生も政府奨学金を利用できるようになっている。

UNESCO(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)が2015年に発表したデータでは、15~24歳のブルネイ国民の識字率は99.6%で、24歳より上の年齢層では96.66%であった。この数十年で、国内に4つの大学が設立され、2017年には、クアクアレリ・シモンズ社(QS)の世界大学ランキングでブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)が世界のトップ大学の中にランクインした。

また、医療サービスが急速に拡大した。1960年代には自国の医師は1人もおらず、雇われた外国人の医者がわずかにいるだけだった。今では自国の医者が国内の主要な病院や地域の医療センターに広く従事している。

マレー主義・イスラム国教・王政擁護(MIB)の国是は、ブルネイ人の生き方の基本であり、国民の平和と調和を促進するものである。相互尊重と寛容、ムシャワラ(話し合い)がMIBの特徴を表している。こうした国是が、バックグラウンドや宗教、文化にかかわらずブルネイ国民を結び付け、一つにしている。

また、ブルネイ国は、環境の保護・保全に寄与する立場を堅持しており、東南アジアの模範国であるよう努力している。

(B.B.2017年10月6日)