ハサナル・ボルキア国王は2018年1月1日から発効する、身体に障害のある人々への年金及び手当の法令と規則(OKU)の改正に同意された。
大晦日の2018年に向けた新年のお言葉の中で、国王は次のようにお話になられた。「私たちは、すべての人がそれぞれ異なる能力と長所を持っていることを認識しています。このことを鑑み、私は、障害のある人々への福祉に関して、身体に障害のある人々への年金及び手当の法令と規則の改正に同意しました。
この改正によって、OKUの手当は15歳未満の適格受給者にも一定の割合で支給されることになります。この改正は2018年1月1日より発効します。
この改正によって、手当の受給者の福祉がより確保されることが望まれます。」
国王はさらに次のように述べられた。「2017年、私たちは国家開発計画のかなりの部分を成し遂げることが出来ました。それを全能の神アッラーに感謝いたします。
また、私の即位50周年祝賀会という大切な催しを皆さんと楽しめたことは嬉しく感じております。
祝賀会、および関連するすべてのイベントに直接的、あるいは間接的に関わったすべての関係者に心から感謝の意を表したいと思います。」
「この喜ばしい行事は、社会のあらゆるレベルで祝われ、海外からの訪問者の方々にも楽しんでいただきました。それは、この国の地域社会における人々のライフスタイルが調和したものであることを示しています。
平和と繁栄を次世代に続けてゆくためには、これを維持してゆかねばなりません。
私たちは、年々国家ビジョン2035の目標達成に近づいています。その時が近づくほど、先進国としての私たちの目標達成への責任は増してゆきます。
そのビジョンを支えるためには、政府、民間部門、国民全体の緊密な協力が必要です。
これらの緊密な関係により、企業や起業家の成功は容易になり、外国人投資家にとってもより魅力的な国になることでしょう。
そうした環境が維持できれば、それは我が国にとっての資産になると言えます。」
その後、国王は2017年の主要なハイライトのいくつかを要約し、まず教育の分野から次のように述べられた。
「ブルネイ工科大学がQS世界大学ランキング全体で4つ星評価を取得したことは、国として誇りに値します。それには、イスラム・スルタン・シャリフ・アリ大学で運営されている、リーダーシップと生涯教育センターや、最近開設されたベトナム社会主義共和国におけるUBD-FPTグローバルセンターも含まれており、これらすべてが卓越性を示しています。
社会経済の面では、政府は、中小零細企業家(MSMEs)を支援し、世界市場にさらに進出するための様々な施設を提供してきました。これには、2018年初めに業務を開始する中小企業銀行の設立も含まれます。
国際的な場では、私たちは、友好国との緊密な関係を促進し、それを育み続けています。また同時に、必要な人々に私たちの能力に応じた人道支援を行っています。
このことに関連し、ロヒンギャコミュニティや援助を要する他の人たちに人道支援を行う上で、国民がイニシアチブを取り対応していることを私は嬉しく思っております。
最近、我が国はイスラム協力機構(OIC)の加盟国57ヵ国の一員として、東エルサレムを首都とするパレスチナの独立国家を実現するための解決策への支持を表明しました。
私はまた、イスタンブールでのOIC特別首脳会議でイスラム共同体の団結と連帯がこれまで以上に重要であることを強調しました。正義に満ちた世界、そして迫害や侵略がもたらす拷問の終結を目にするための、私たちの決意は強固であります。」
そして国王は、次のようにお言葉を締めくくられた。「2017年を通じ、勤勉性と決意をもって各々の職務を遂行してきた公務員、民間部門の方々、セキュリティ担当者に感謝の意を表したいと思います。
私、並びに私の家族は、海外で働く人々も含め、すべての市民と住民がよき新年を迎えられるように祈り、また、全能の神アッラーがブルネイ・ダルサラーム国を祝福するよう祈っております。」
(B.B.1月1日)
