

トヨタ自動車は、増大しつつあるスポーツカー部門の需要を長い間見過ごしてきた。しかしながら、まもなく発売予定の“トヨタ86”車で状況が変わろうとしている。この車は、スバルとのコラボレーションで製造されたスポーツカーである。
豊田章男社長が強調しているように、スポーツカーの導入は、トヨタ自動車の現在及び将来の方向づけの一環である。
“トヨタ86”車のブルネイでの発売は、6月24日にNBT社ショウルームで開催される。
多くの日本の漫画・アニメ・ファンが知っているように、“トヨタ86”車の前身であるAE86車は、2005年に台湾歌手のジェイ・チョウが主演して映画になった日本の漫画シリーズ“イニシャル(頭文字)D”で有名になった。
6月15日に地方紙に公開された魅惑的な新しい“トヨタ86”車は、1990年代モデルの完全な改造である。
しかし、開発段階において、“トヨタ86”車は、オリジナルの86車の遺産を取り入れた。新しい86車は、ボクサー・エンジン、FRレイアウト、魅力的なデザイン、及びカスタム化の可能性を有している。
特徴の全ては、86車のトヨタ・スポーツカーの前身3車(800、2000GT、及びAE86)を脚色したものである。
ブルネイにおけるトヨタ車の販売会社であるNBT社のロバート氏は、86の後ろにある意味を説明した。「この車は、モーターショウ・モデルFT86と同じ数字を共有しています。そして、この新しいトヨタ・スポーツカーは、世界中の顧客に非常に有名で愛されているモデルであるAE86の名前を表しています。この車のエンジンの内径x行程は、ハードウェアにその名前として使われている本物のスポーツカーの伝統的な方法である86mmx86mmです。」
この新しいトヨタ86車は、ドライバーがコントロールできるように設計されているという点で、ドライバーを伝統的なスポーツカーの運転方法に戻し、それによってドライバーが気分良くその車が提供するものの大部分を引き出すことができる。
エンジンの馬力は、トヨタとスバルの複合相乗効果である。トヨタ86のタイミング・チェーンとAVCSによる2.0リットル、16バルブのDOHCガソリン・エンジンは、スバル・エンジンFA20とトヨタの4U-CSEエンジンとの合作である。その結果として、新しいエンジン・プラットフォームは、最高出力149Kw(200hp)/7,000rpm、及び最大トルク205Nm/6,400-6,600rpmとなっている。
アドレナリンを増やすために、エンジン・ノイズをチェーンに戻すことができる新しく開発してサウンド・クリエーターは、ドライバーや乗客にトヨタ86の馬力の本当の感触を与える。
NBT社マーケティング・マネージャーのアーマッド・フシン氏は、トヨタ86車の内覧会の後のインタビューで、「発売開始前に、当社は、既に一般市民からかなり良い反応を頂いています。本日、既に18件の予約が入っています。」と語った。
トヨタ86車はブルネイに何台入るかとの質問に答えて、同氏は、「全体で、約40台が入る予定です。しかし、一般市民の反応を見て、当社は、もっと多くの台数が必要と思っています。」と語った。
同氏は、「これは、トヨタのイメージをアップさせるのに良い車です。私達は、良質で、信頼でき、かつ耐久性のある車に集中していると言われてきました。しかし今日豊田章男社長は、トヨタ自動車の新しい方向付けに楽しくて感情的なアピールを加えたいと言っています。」と語った。
同氏は、「この車は、道路で他のスポーツカーと競争することができます。他社のブランドは、その強みを持っていますし、また当社もその強みを持っています。」と付け加えた。
同氏は、「この車により多くの個人的なタッチを加えるために、NBT社はまた、顧客のためにTRDアクセサリーを取り揃えています。」と語った。
同氏は、「トヨタ86車の販売開始に合わせて、NBT社の敷地内にローカルAE86クラブからのAE86車の展示も行ないます。」と語った。
(B.B.2012年6月16日)