保健

  保健省(Ministry of Health)は、1992年に健康診断(ヘルスケア・サービス)について支払システムを導入した。支払う金額は、ブルネイ国民及び政府役人と12歳以上の扶養家族に対して検診1回当たり1ドルである。12歳未満の扶養家族は、無料で健康診断が受けられる。その他の人々も、わずかな金額を支払えばよいことになっている。
 ブルネイダルサラームには、4つの国立病院がある。
 首都バンダル・スリ・ベガワンにあるラジャ・イステリ・ペンギラン・アナク・サレハ病院は、専門医を置く中央病院でベッド数は552である。同病院は、、患者に対し診断上、治療法上、リハビリ方法上の諸サービスを提供する為に、近代的かつ最新鋭の機械、生医学器具、研究所を装備している。クアラベライトにあるスリ・セリ・ベガワン病院は、約200のベッド数を有する国内で2番目に大きい病院である。ペンギラン・イステリ・ハジャ・マリアム病院は、テンブロン地区にあり、ベッド数は34である。また、ツトン地区にあるペンギラン・ムダ・マホタ・ペンギラン・ムダ・ハジャ・アルムータディ・ビラ病院は、ベッド数が138まで対応可能となった。私立病院では、セリアでブルネイ・シェル・ペトローリアム社が従業員の為に開業しており、ベッド数は24である。ジェルドン・パーク・メディカル・センターと呼ばれる私立病院も1995年から開業している。
 外来患者に対するサービスは、診療所、ヘルス・センター、或いは移動診療所で対応している。
 母子に対する初期検診は、全国に張り巡らされたヘルス・クリニックとヘルス・センターのネットワークを通して対応している。
 空飛ぶ医療チームは、ロイヤル・ブルネイ空軍所有のヘリコプターを提供してもらい、過疎地へ定期的に初期検診を行っている。
 ブルネイダルサラーム国では診療できない病気については、政府が費用を負担して海外で診察をしてもらっている。
 2003年において、医師400人、歯科医53人、看護士1,705人、助産婦502人、薬剤師26人が働いている。